■アーティスト西野達:TATZU NISHI 作品
THINK PIECE|honeyee.com Web Magazine
"ベルリンと東京を拠点に活動する現代美術作家、西野逹。 観客を巻き込み、あっと驚くような大胆な仕掛けが組み込まれた作品は、一度体験するとやみつきになるとか。 3月から開催された「シンガポール・ビエンナーレ」で西野逹は、新作〈マーライオンホテル〉を発表…"
昨日レポートした「『おおさかカンヴァス』オモシロアートの世界 アート座談会」でその語り口と作品写真がとても面白かったので、西田達氏の作品について、少し調べてみた。
冒頭の写真はスイスのバーゼルの街の大聖堂。
大聖堂の尖塔の先にある天使像。その周りに足場を組んで部屋を作った。そして部屋の中には、その天使がまるで舞い降りたかの様に、リビングが存在する。
リビングに本物の天使が出現した、というコンセプトのアート。
まさに一発アイディアを力技でアートとして昇華した作品。
人によっては、ふざけるな、と言いたくなるような(^^;)独特のアート作品。
僕は、外観のバラック感覚は今ひとつなのだけれど、完成した室内に現れる何処でも観たことのない風景には、とても興味がある。おそらく想像しているよりも実物は何か訴えかけてくる物が現出しているように思うのは、僕だけであろうか。
他にも、愛知県美術館でピカソの絵の周りに、日本の昭和のアパートの個室を設えて、醤油や調味料の並んだ台所にピカソが、という作品。
海外の有名観光名所の彫像の周りに部屋を作った作品など、同一コンセプトの作品がいくつもある。
マーライオンの周りに部屋を作り…。「マーライオン・ザ・ホテル」ビハインド・ザ・シーン動画。一泊9千円なら是非泊まりたい!
◆関連リンク
・tatzunishi.net(公式HP)
こちらに各種作品の写真がある。
・ARATANIURANO 西野達
USTで語られていたが、右上のマーライオンのイメージ画は、こちらのギャラリーへ申し込むと購入できるそうです。
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