■情報クリップ 3Dハイビジョン動画カメラ
富士フィルム『3Dデジタルカメラ FinePix REAL 3D W3 FX-3D W3』
ソニー『モバイルHDスナップカメラ Bloggie 3D MHS-FS3』
ソニー『フルハイビジョン3D ハンディカム TD10 HDR-TD10』
究極映像研のハイビジョン研究機wハンディカムHDR-HC1の調子が悪い。録画時に液晶モニタが映らなくなってしまった。修理代がかさむので涙がちょちょ切れるのだが、この際、3Dが撮れるハイビジョンカメラを買ってしまおうかと検討中。
あまり資料的に比較整理できてはいないのだけれど、この冒頭の3機種を候補と考えているので、その関連情報。あれ、完全に私的なクリップだ。お許しを(^^;)。
3機種をざっくり比較すると、最初の二つは基本デジカメなので動画機能は弱い。ただどちらも値段が2万円台ととてもこなれていて、たぶんまだ過渡期の3Dカメラとしては御試し程度で、この辺りが今のところ、僕にはベストバイかもしれない。これでも2〜3年前には、立体映像オタクには夢のような機器だったわけで、2万円台というのは驚異の値段。
そして『フルハイビジョン3D ハンディカム TD10 HDR-TD10』これももちろん夢のような機器なのだけれど、高値の花と諦めていたのが、なんと今や8万円台。
もちろん辛い値段ではあるのだけれど、ハイビジョンハンディカムが壊れたので代替機としては、ハイビジョン2Dカムとしての性能はこれくらいは欲しいわけで、、、値段差が先の2台と倍以上違うので、まったく悩ましいところである。
いずれにしても3DハイビジョンTVを持っていないので、まずはYoutubeと同様に平行視で立体映像として観るしかないんですがね、、、、。
最近、彫刻や造形物を撮ることが多くなっているので、是非、3D映像として残しておきたいというのが大きなモチベーションです。なかなか我が家の大蔵省には説明が難しいのですが、、、(^^)。
◆サンプル動画
・FinePix REAL 3D - YouTube
・bloggie 3D - YouTube
・HDR-TD10 - YouTube
どれもYoutubeの3D動画視聴できます。僕は平行法で眼をぼんやりと広げて観てますw。この大きさで観ると、どれもそれほど変わって観えませんね。撮ってある題材も違うので仕方ないのだけど、、、。
本当は彫刻作品をある程度、アップで撮った絵が観たいけど、なかなかピッタリ来るのがないのは贅沢な意見w。
ということで概ね、値段とまだ過渡期ということで御手軽性から、FinePix REAL 3D W3に傾きかけているのだけれど、僕の物欲の行き着く先は、まだ想像できません(^^;)。しばらく悩みます! 背中を押してくれる御意見募集中!
ということで、あとは少しだけ究極映像ネタw。
◆3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」が国際宇宙ステーションで記録写真用撮影機材として大活躍!
"今回、3D映像に対する当社の深い知見と高い技術力が認められ、欧州宇宙機関による「MAGISSTRA mission」の活動内容や、国際宇宙ステーション内部の様子を3D撮影・記録する撮影機材として最適との理由から、「FinePix REAL 3D W1」が採用されました。平成22年12月15日に打ち上げられたロシアの宇宙船『Soyuz(ソユーズ)』で宇宙へ運ばれ、現在は国際宇宙ステーション において宇宙飛行士により活動の様子が撮影されています。"
・Astronaut Beams First 3-D Video From Space Station - YouTube
・3D photos - a set on Flickr
ESAによって、ISSに持ち込まれたFinePix REAL 3Dを用いて撮られた立体動画と写真。
せっかくなので、ISSそのものを沢山撮ってほしいのだけれど、宇宙飛行士中心なのが残念。
冒頭に引用した写真は、Cady Coleman宇宙飛行士の船内作業の様子を捕えたFinePix REAL 3Dの映像。青赤メガネで御覧下さい。機器の無重量感が素晴らしい一枚。
◆パナソニックの一体型二眼式3DカメラレコーダーAG-3DA1が、米国のスペースシャトル「アトランティス」に搭載 | トピックス | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic.
"2011年7月8日(米国東部夏時間)、パナソニックの業務用一体型二眼式3Dカメラレコーダー AG-3DA1が、最終任務を迎えた米国のスペースシャトル「アトランティス」に搭載され宇宙へ向かいました。今回の飛行は、「アトランティス」の33回目、スペースシャトル計画の135回目の飛行で、そして最後のミッションになります。3Dカメラとしてスペースシャトルに搭載されるのは今回が初めてのこととなります。
シャトルに搭載されたAG-3DA1が撮影した3D映像は、NASAからの一般公開、また当社での活用も検討してまいります。"
負けじとPanaの業務用本格立体映像カメラも宇宙に持ち出された様です。
こちらの映像は僕が調べた限り出てこないけれど、今後の登場が期待されます。
特に、家電店の3Dテレビのデモで、どこでも観られることを(田舎の映像ファンとして)切に望む。
◆3Dデジタル動画カメラの別の映像機器としてのメリット
FinePix REAL 3D W3 : 特長 | 富士フイルム
"高/低感度同時撮り
2カラー同時撮り
テレ/ワイド同時撮り"
撮像素子とその処理回路が二系統搭載されていることから、考えられた興味深い機能がこれ。
左右別々のカメラにより感度や色や画角を変えた映像を同時に撮ることを利用したもの。
・『ワイドとテレの2つの動画が撮れるんですか。』
SONY HDR-TD10 [シルバー] のクチコミ掲示板 - 価格.com
同等の機能について、ここの掲示板でなかなか面白い議論がされている。
Dハンディカムの左右2台の動画を利用した3D以外の利用について興味深い提案。特に、HDR動画と4K2Kへの転用は面白い。
左右の視角の違いが映像を重ねる際に問題になるが、それをなんらかレンズの向き、デジタル処理で対策する必要があるのだけれど、HDR動画への転用は物凄く興味津々。
どなたかメーカ勤務の方、是非、HDR動画カメラを他の方法でもいいので、実現して下さい。当然処理速度さえ早ければ、1セットのレンズと処理系でも可能ですよねww。
◆関連リンク
・価格.com - 富士フイルム FinePix REAL 3D W3 のクチコミ掲示板
・価格.com - 富士フイルム FinePix REAL 3D W1 のクチコミ掲示板
・3Dカメラ(Amazon)
・NASA - STS-135
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