■LEONG WAN KOK:レオン・ウォン・コック & pH Khor:pH コー@1000tentacles:千の触覚/ 触手
1000tentacles.com - by PKOKARTZ(公式HP)
【アジア・ポップカルチャーNOW!11】1000の触手を持つ、マレーシアのモンスター(日刊サイゾー)
" 1000Tentaclesは、マレーシア出身のWan KokとKhorによるクリエイティブ・チーム。イラストレーターとしてのバックグラウンドを持つ WanKokと、ゲーム業界でコンセプト・デザイナーとしてキャリアを始めたKhorが手がけるのは、広告のイラストレーションからコミック・アート、 フィギュアまで、幅広い。クアラルンプールをベースに、すでに15年以上のキャリアを持つ(略)
「僕にとって"Tentacles"という言葉は、モンスターっぽい何か、海の底深くに潜んでいる、歪んだ(でもイカした!)姿をしたエイリアン、というものを思いださせます。そして、まさにそういう"僕らを捉えて離さないもの"を、僕らは描きだしているんです」
イギリスのコミック雑誌「Heavy Metal」(http://www.heavymetalmagazinefanpage.com/)のコミック『War of The World Goliath』(http://www.wotw-goliath.com/)の仕事や、ゲーム会社のコンセプト・デザインワーク、1000Tentaclesシリーズのトイ・シリーズなど、多くのプロジェクトを抱えている。自分たちのストーリーとデザインをベースにしたアニメーション制作も計画中とのこと。"
Tumblrでリブログしたマレーシアのアーティスト Leong Wan Kok のHP 1000tentaclesの作品が素晴らしい。
イラストのコミカルな幻想画の不思議なタッチ。確かに日本のコミックの影響は色濃いけれど、他にはない独特の質感とフォルムが素晴らしい。
1000tentacles:千の触覚/ 触手という不思議なネーミング通りに、イラスト以外でも、立体造形(オブジェモチャ的)や3D CGモデルがHPで紹介されていて、いろんな彼らの触覚イメージが浮かび上がってくるw。
こちらの3D-CGは、Leong Wan Kokのイラストを立体的に、そして質感を丁寧に描き出した作品。
特に両方のモデルに与えられた背中のテクスチャが魅惑的。
昆虫の様な緑の光沢と、ブロンズ的な質感。まさに千の触覚を期待させるテクスチャだ。
アニメーションの企画もあるとのことなので、こんな不思議な手触りのキャラクター達がいつかスクリーン狭しと活躍する映像を観てみたいもの。
1000tentacles.com - by PKOKARTZ (公式HP)
"Insight!Toyko Japan 09/10 1000Tentacles has been invited to be part of Insight!_Malaysia Young Contemporary Designers and our works, among other cool artists' works, are now touring Tokyo untill end of the year. Nice! Thanks, Juan :)"
こちらの記事によると、東京で2010年、マレーシア・ヤング・コンテンポラリー・デザイナーズ作品展という場でイラストが展示されたらしい。
原画でそのタッチの詳細を凝視したいもの(^^;)
最後に、まさにオブジェモチャな造形作品。
上の記事によると、日本のフィギュア造形家、特に竹谷隆之氏のファンの様で、こちらにも日本アートの血が脈々と息づいている。
そして、こうしたフィギュアもいずれトイ・シリーズが発売されるようなので、楽しみである。
多彩なマレーシアのアーティストの活躍が、楽しみ。
◆関連リンク
・Behind Tentacles.(1000 Tentacles のFacebook(たぶん))
・Ceron.jp - マレーシアで気持ち悪い本買った : 妹はVIPPER
"マレーシア: 作者のPUYUH (本名:梁文国、LEONG WAN KOK)は、結構知られてる人だったかと思います。upした人は、大衆書局でこの本を買ったみたいですね。"
・CGPortfolio - Leong Wan Kok
こちらのギャラリーはなかなか見やすい。
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