« ■感想 ラース・フォン・トリアー監督『メランコリア』 678の謎 本格破滅SFとしての読解 | トップページ | ■感想 ヤノベケンジ新刊『SUN CHILD』サン・チャイルド »

2012.02.21

■新刊情報 上田 早夕里『ブラック・アゲート』

 上田 早夕里さんの新刊『ブラック・アゲート』が出た。
 まだ読んでいないので、まずは関連リンク集です。

 バイオ・サスペンスって、一番近い地球破滅だと感じているのでワクワク。

上田 早夕里『ブラック・アゲート』Black Agate
光文社公式

" 日本各地で猛威を振るう未知種のアゲート蜂。
 人間に寄生し、羽化する際に命を奪うことで人々に恐れられていた。 瀬戸内海の小島でもアゲート蜂が発見され、病院で働く事務長の暁生は、娘・陽菜の体内にこの寄生蜂の幼虫が棲息していることを知る。 幼虫を確実に殺す薬はない。
 未認可の新薬を扱っている本土の病院を教えられた暁生は、娘とともに新薬を求めて島を出ようとするが、目の前に大きな壁が立ちはだかる……。
 暁生親子の運命はいかに?
 日本SF大賞受賞作家による近未来バイオ・サスペンス!

「怖いうえに面白い!  マイクル・クライトンに匹敵する迫真の理系冒険活劇」 香山 二三郎(コラムニスト)"

Nomadic Note 2 『ブラック・アゲート』(光文社)が発売されました(上田 早夕里さん公式Blog)

" なお、この発売に併せて、2月22日発売の「小説宝石」3月号に、本作執筆に関するエッセイが掲載されます。その中でも触れていますが、本作の執筆動機には、短篇作品「くさびらの道」が少し関係しています。"

上田早夕里(@Ued_S)Twilog /「くさびらの道」

"ちなみに、光文社の編集部では「くさびらの道」が一番人気なので、あんな感じの長編(生物パニック系とでも言えばいいのか?)が書けないか……という話は出ている。ただし、こちらは書いたとしてもミステリ寄りの作品になるような気が。"

 2010年4月のツイートなので、最終的にどんな作品になっているか、期待です。

|

« ■感想 ラース・フォン・トリアー監督『メランコリア』 678の謎 本格破滅SFとしての読解 | トップページ | ■感想 ヤノベケンジ新刊『SUN CHILD』サン・チャイルド »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■新刊情報 上田 早夕里『ブラック・アゲート』:

« ■感想 ラース・フォン・トリアー監督『メランコリア』 678の謎 本格破滅SFとしての読解 | トップページ | ■感想 ヤノベケンジ新刊『SUN CHILD』サン・チャイルド »