■情報 CDブック『春の先の春へ 震災への鎮魂歌/古川日出男、宮澤賢治「春と修羅」をよむ』
『春の先の春へ 震災への鎮魂歌/古川日出男、宮澤賢治「春と修羅」をよむ』(左右社)
" 永訣の朝、無声慟哭、春と修羅…。宮澤賢治と古川日出男の声/言葉で贈る、 震災後の光を探り願うCDブック。
小池昌代、管啓次郎のエッセイと解説付。
「その三月に震災は起き、僕はひと月かふた月か、さまざまな文章が読めずにいました。しかし、それでも数人の文学者の、わずかな数の本は読めた。そうした本のことを考えつづけています。そこには宮澤賢治がいました」(古川日出男)"
古川日出男の、もちろん小説のファンなのだけれど、それに勝るとも劣らないくらいこの作家の朗読が好きだw。
なのに、年末に出版されたのを知らなかった(^^;)CDブックを今頃、御紹介。
上の動画は制作時のメイキング。朗読も一部、聴ける。やはりいいです。
◆関連リンク
・古川日出男×黒田育世×松本じろ×小島ケイタニーラブ「東へ北へ」 - YouTube
・古川日出男×黒田育世×松本じろ「東へ北へ」20110709@SARAVAH東京 - YouTube
"撮影・編集 河合宏樹 古川日出男
朗読 『東へ北へ』 2011年7月 9日 (土)
小説家 古川日出男 の朗読は新しい文学の形態として、我々に電気ショックをあたえてきた
こんな朗読を今まで聞いたことがあるだろうか?! 彼の絶叫に、言葉の奔流に、文学とは読むのみにあらず。言葉にもみくちゃにされるという体験をするのである。
黒田育世のダンスはその感性、自由さにかけて、今の日本のトップを走る。この2人の共演に、ミュージシャンたちが参加。
(朗読)古川日出男 (音楽)小島ケイタニーラブ
(ダンス)黒田育世 松本じろ"
ロックンロールな東北の物語を聴け!! って勢いです。
『アラビアの夜の種族』を読んだ頃、古川日出男が芝居をやっていたと知って、どんな舞台だったか凄く観たかった。しかし今、この動画がある…。
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