■情報 REVOLTECH TAKEYA(リボルテック タケヤ)シリーズ 竹谷隆之・山口隆 <動く仏像>
タケヤシリーズ|REVOLTECH(リボルテック)シリーズ|株式会社 海洋堂
可動仏像のシリーズが、2/1から発売開始されていたのですね。(既にAmazonでは『多聞天』は売り切れて定価3800円の2倍近い値段になっている…)
このような企画の実現は、2009年の阿修羅展フィギュア「国宝 阿修羅像」が熱狂を持って受け入れられたことが大きな要因になっているのだろう。
しかしそれにしても、興福寺の阿修羅像に比べて、この造形師 竹谷隆之の手になる阿修羅像のなんと猛々してこと。
戦闘神である魔神 阿修羅(Wiki)の姿は、本来こちらのようなものなのかもしれない。
竹谷隆之氏は、押井守ファンにガイノイドやケルベロスのプロテクトのデザインで知られている。
恐らく今だ見ぬ『G.R.M. THE RECORD OF GARM WAR(ガルム戦記)』(wiki)の巨人ダーナ(八王子市夢美術館「押井守と映像の魔術師たち」で限定的に展示)も竹谷隆之氏の造形であろう。(鬼頭栄作氏の可能性も有、どなたか詳しい方、ご教示をw)
このシリーズ、"REVOLTECH TAKEYA"と名付けられているだけで、仏像限定の固有名にはなっていない。
ヒットして、是非これに続く、竹谷氏の映像関連の今までの造形物やオリジナル作品(『漁師の角度』の作品群等)も、可動フィギュアとして制作してほしいものである。
◆関連リンク
・押井 竹谷 - Google 検索
・竹谷隆之 - Wikipedia
"無類の「骨」好きであり、動物など実物の骨から複製したパーツを使い造形することもある。また、人形フィギュアを制作する際も、サイズの同じ骨を制作し、そこに肉付けしていくという手間のかかる造形工程を行っていたこともあった"
・リボルテックタケヤ SERIES No.001『多聞天』
・リボルテックタケヤ SERIES No.002『広目天』
・リボルテックタケヤ SERIES No.003『阿修羅』
・竹谷隆之作品集『漁師の角度』
"超絶的造形力と独特のセンスで注目を集める竹谷隆之初の作品集。雑誌「S.M.H.」にて連載された「漁師の角度」を新たなエピソードを加えて再構成。また造形作品80余点を各々2冊に収録。"
当Blog関連記事
・LEONG WAN KOK:レオン・ウォン・コック & pH Khor:pH コー@1000tentacles:千の触覚/ 触手
竹谷氏に大きな影響を受けたというマレーシアのアーティストについて。
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