■情報 BEAT TAKESHI KITANO 「絵描き小僧展」
"[開催期間] 2012年4月13日(金)~9月2日(日)123日間
[開館時間] 11時~19時(金、土は20時 最終入場30分前)
[休館日] 毎週月曜(祝日の場合は翌日 ※GW中は無休)、8月5日(日)
[会場] 東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3-20-2)
主催:フジテレビジョン、カルティエ現代美術財団、東京オペラシティ文化財団"
"フランス・パリの「カルティエ現代美術財団」にて2010年3月~9月、6ヶ月にわたり開催された『Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre 絵描き小僧』展。“天才コメディアン・ビートたけし”、“世界的映画監督・北野武”・・・ さまざまな顔を持つ氏の、現代アーティスト 「BEAT TAKESHI KITANO」としての新たな一面にパリは大いに魅了され、「カルティエ現代美術財団」で大ヒットとなりました。 「BEAT TAKESHI KITANO」の作品が一堂に会する本展覧会は、いわばパリ「カルティエ現代美術財団」で開催された展覧会の凱旋帰国であり、現代アーティスト「BEAT TAKESHI KITANO」として日本初の個展となります。
…パリ開催時の原題である『Gosse de peintre』は、「絵描き小僧」と邦題がつけられています。 フランス語で「Gosse」は「悪ガキ」「小僧」といった意味合いの言葉で、「peintre」は「画家」「絵描き」であると同時に「ペンキ屋」という意味もあります。父親が漆職人でペンキ屋でもあったBEAT TAKESHI KITANOにとって『Gosse de peintre』は、「ペンキ屋のせがれ」という解釈もできるため、このタイトルとなりました"
パリからの凱旋展示会。
村上隆にしても日本国内では個展が開かれていないし、日本のアート界の閉鎖性を感じさせる出来事のひとつだと思う。
パリでやらなかったら、きっとたけしのアート展は日本で開かれなかったのではないだろうか。こんなに面白そうなのに。
先週、記事にした「たけしアート☆ビート 手描き一万枚の小宇宙 アニメーション作家 山村浩二」にて、たけしが山村氏に手ほどきを受け、アニメーションを作成(自身のコマネチ!をアニメ化した、凄いシンプルなもの)していた。
「自分のやってきたことは漫才でも映画でも絵でも、山村作品に比べて中途半端だった」とアニメに惹かれている様子が映し出されていた。
ここから、強い興味をもっているのは明確で、たけしのあの稚気に溢れる絵画の世界が、アニメーションとして動き出したら、とても楽しいものになるのではないかと想像して、ワクワクしている。実現したらいいですね。
あの北野たけし映画の静かな凄みのある映像と、この絵画の世界の融合。
◆関連リンク
・Fondation Cartier pour l'art contemporain
東京での展示を伝えるカルティエ財団の公式HP
・Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre - Google 画像検索
パリでの展示の模様。
・Beat Takeshi Kitano, Gosse de peintre - YouTube
こちらは動画。
| 固定リンク
« ■感想 レオポルド・ショヴォー作 山村浩二監督『年をとった鰐』Léopold Chauveau "Histoire du vieux crocodile" | トップページ | ■情報 名和 晃平『MANIFOLD : マニフォルド』+大友克洋『AKIRA』 »
コメント