■情報 名和 晃平『MANIFOLD : マニフォルド』+大友克洋『AKIRA』
BEAMSコラボのTシャツ | 大友克洋GENGA展
"Manifold_Model & Kaneda ¥5,040- 現代美術作家「名和晃平」による「AKIRAキャラクターの金田」と2012年夏にアルミ鋳造によって制作予定の巨大彫刻「Manifold(マニホールド)」のコラボ作品。Manifoldは多様体を意味する言葉で、「大状況」を前に、人は何を感じ、何をするべきか、そして何ができるのかを問う作品。"
大友克洋GENGA展に関連し、『AKIRA』と若手アーティストとのコラボが企画されたという。リンク先に幾つかのTシャツが掲載されているが、僕は名和晃平さんのアルミ鋳造の巨大彫刻「Manifold(マニホールド)」と金田の2ショットに興奮(^^)。
『AKIRA』とのコラボというのも面白いけれど、実は昨年の『シンセシス』展で一部展示されていたという名和の企画『MANIFOLD : マニフォルド』のことを知らなかったので、そちらに興味津々(^^)。
この作品について、以下のような紹介がある。
SANDWICH 名和 晃平 氏|導入事例集|ユーザー導入事例サイト:Infinite-Ideas
"名和氏は2009年ごろから、スタディとして3Dプリンタを使用。当初はキャベツをスキャンし、3Dプリンタで造形していた。 『MANIFOLD』は2012年9月に韓国で設置予定の彫刻で、本来は高さ13m×幅15m×奥行12mと巨大だが、『シンセシス』展では30分の1のモデルと、180近くの実寸パーツのうち33パーツが展示された。 33のパーツは5軸制御のNC加工機を使って発泡スチロールで作成することに。そして30分の1のモデルの制作に選ばれたのが、3Dプリンタ『Dimension(ディメンジョン)』だった"
これは3Dプリンタでの制作事例として紹介されているHPの、名和氏へのインタビューを含む記事なのだけれど、その大きさ 高さ13m×幅15m×奥行12mというのに驚く。
形状は、上のTシャツの絵柄で、金田が見上げる球体と円錐/円柱の柱が組合わさった、この世にない奇妙なものである。そして十数mの大きさ !
これだけの不定形な形状の巨大なオブジェが、人にどのようなインパクトをもたらすものなのか、実物が登場する今年の9月が楽しみである。(ただし設営は韓国ということなので、実物を見る機会はおそらく僕にはないだろうことが残念)
◆関連リンク
・Kohei Nawa(公式HP) INFORMATION
" 屋外彫刻"Manifold"/新世界(韓国:チョナン)2012年秋"
・名和晃平 MANIFOLD - Google画像 検索
こちらで写真から『シンセシス』展の様子がうかがえます。
・東京都現代美術館「名和晃平 シンセシス」展レポート | jiku.
"アトリウムでは、2012年に韓国で設置予定の巨大な彫刻作品「MANIFOLD」の一部となるモデルを配置。3D触感デバイスを用い、デジタルの粘土を手の感触を確かめながらかたちづくったという。"
こちらには「MANIFOLD」の部品(実物大)の一部の展示風景が。
・ 大友克洋原画展 実行委員会『GENGA - OTOMO KATSUHIRO ORIGINAL PICTURES 』
・『大友克洋GENGA展カタログ』
"B4版256頁オールカラー。4800円+税。初期作品から最新作まで当時のインタビューなどを網羅したカタログ。4月23日より一般書店、amazonでの販売を開始"
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