■特報 園子温監督『希望の国:The Land of Hope』& 感想 『冷たい熱帯魚』
映画『希望の国』特報 - YouTube 『希望の国』先行公式サイト
テーマは日本最大のタブー“原発” 映画.com
" 酪農を生業とする小野家は泰彦(夏 八木勲)、妻・智恵子(大谷直子)、息子の洋一(村上淳)とその妻・いずみ(神楽坂恵)の4人が穏やかに暮らしていた。隣家の鈴木家の息子(清水優)は、 家業を手伝わず恋人(梶原ひかり)と遊び回り、両親(でんでん、筒井真理子)にしかられてばかりという設定だ。
ある日、大地震が発生し、原子力発電所が爆発。両家の敷地の境界で、避難区域内外が指定されてしまう。家を出なければならない鈴木家ととどまる小野家。そ れぞれが不安な生活をおくるなか、いずみの妊娠が発覚する。泰彦と洋一、いずみが子どもを守るためにとった行動とは……。"
きっとここで語られている粗筋からは想像できない世界がそこに広がっているでしょう。秋の公開の際に原発事故後のどんな異様な社会像が提示されるのか、刮目して待ちましょう。
■感想 園子温監督『冷たい熱帯魚』
園子温監督『冷たい熱帯魚 [Blu-ray]』
『愛のむきだし』の衝撃から続けて、これも評判の『冷たい熱帯魚』を観た。
しまった、焼き肉へ行く予定の前日に観なきゃ良かった、てくらいのスプラッタームービー。でんでんの芝居、特に吉田が応接室で苦しみ出す前の所が鬼気迫る。
それ以外は実はスプラッター駄目なので残念ながらNGでした。映画として映像と音楽による奇蹟『愛のむきだし』のようなキレはないかと…。
『冷たい熱帯魚』の元になった実話 ラストは違うようだけれど「ボディを透明にする」ところとか実話なのですね…なんと恐ろしい。しかしでんでんは一線を越えたが『愛のむきだし』の安藤サクラのように狂ってはいなかった。眼の怖さが違う…。
◆関連リンク
・TBS RADIO ザ・シネマハスラー「冷たい熱帯魚」 (ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル)
このPodcastで、下記書籍の内容が紹介されている。埼玉愛犬家殺人事件って、犯人は本当に数十人殺してた可能性があるとか。そんな凄まじい事件を映画化したという重い意味があるとは! ネットで検索すると犯人の風貌はでんでんに少し似ている。驚愕。
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