■情報 神林長平『ぼくらは都市を愛していた』
神林長平『ぼくらは都市を愛していた』(Amazon)
"7/6発売。世界中で頻発する「情報震」。原因は不明。デジタルデータが壊滅し無人と化す大都市。偵察のためトウキョウに入った日本情報軍中尉は、思わぬ「敵」と遭 遇する……。先進都市で醸成された人の意識とコミュニケーションが激しく揺さぶられたとき、そこに何が生まれるのか!?ポスト3.11の地平を鋭く描く渾 身の書き下ろし"
『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』に続く「意識」の物語に期待大!
「ぼくらは都市を愛していた」発売記念 神林長平先生サイン会 | 株式会社書泉
"開催日時 2012年7月15日(日) 16:00~
会場 書泉ブックタワー9Fイベントホール(秋葉原)
参加券 参加券配布場所 : 書泉ブックタワー8F(秋葉原)
対象商品『ぼくらは都市を愛していた』をお買い上げのお客様に参加券を差し上げます。
※参加券は1回のお会計でお1人様1枚までとさせていただきます。
※参加券は先着100名様限定です。無くなり次第配布を終了いたします。
【店頭での受付】2012年7月4日(水) 18:00より
【通販での受付】2012年7月5日(木) 13:00より
※電話(03-5296-0051)でのみ受付いたします。メールでの受け付けはいたしません。"
表紙はスカイツリーとモノクロ都市の鏡像。
帯は虚淵玄 "「現在」の「此処」に居る「あなた」の首筋を異次元の角度から刺し貫くナイフ。それがこの物語である"。
円城塔"神林長平はまっすぐ進む。歪んでいるのはあなたの方だ"。
どんな物語が展開するのか。
・解読 神林長平『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』(当Blog過去記事)
"本書が神林のそのコアテーマの戦端を広げたと思えるのは、「無意識の思考の流れをあたかも意識的に追跡しているシステム」として 「言語」を規定した点である。今までの作品では「言語」が人間の限界を規定している原因だったのが、さらにその根本原因に言及したのではないか、というのが戦端の拡大と思えるところ。"
さらに、ここからどこまで戦端を進めていくのか。期待です。
伊藤計劃氏に共鳴を示した『いま集合的無意識を、』に記された神林の想いがどこまで描くのか…。
・感想 神林長平『アンブロークンアロー 戦闘妖精・雪風』
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