■必読(^^) 「誰でもなれる、シュヴァンクガール入門」
誰でもなれる、シュヴァンクガール入門
twitterの以下のつぶやきで初めて眼にした「シュヴァンクガール」。
山ガール、森ガールなる言葉が存在するのは知っていたが何とついに登場したチェコシュルレアリスム系ガール用語(^^;)。
ヤン・シュヴァンクマイエル好きというだけでなく、なんと「アングラ好きの性的誇大妄想患者」のことらしいw。
"1998年。椎名林檎がデビューし、シュヴァンクマイエルが『アリス』を発表しました。黒澤明とhideが亡くなり、同じ頃、ヴィジュアル系というものが認知され始めます。この年の漢字は、「毒」でした。現代のシュヴァンクガール誕生の年です"
夢色ナプキンさんの素晴らしい言葉で定義され、そして実践篇が着々と今も書き次がれているので、今回、ご紹介。
引用が多くなりますが、是非とも、リンク先で原文の素晴らしさに当たって下さい。
"シュヴァンクガールは教養がないので、ヤン・シュヴァンクマイエルの作品を24%ほどしか理解していないといわれていますが、それでも彼女たちはシュヴァンクマイエル好きを公言するのです"
"全く知らないグロテスクな映画を見たり、成人指定の演劇を見に行ったり、もしくは勇気があればストリップを見にいくのもいいでしょう…アンダーグラウン ドを究める必要はないのです。永遠にアングラにかぶれていることが、シュヴァンクガールの鉄則なのです"
"シュヴァンクガールがもともと心理学用語で、性倒錯者のある特徴を持つ人達を指す言葉でした。近年、心理学会では様々な間違いが改善され、多くのシュヴァンクガールに関する論文が発表されています"
"精神医学では彼女たちは「演技性パーソナリティ障害」とよばれます…それらの中でサブカル、アングラ、といった間違った仮面を被ってしまった大根役者のことをシュヴァンクガールとよぶのです"
"「アマゾネスの尺度」という未開度をあらわす概念でいうところの「最底辺」…人間関係の阿片戦争をふせぐために…あなたが必ず守らなければならないことは…"
心理学的になってきましたw! この語り口がたまりません!
サブカルという便利な道具があるのです。相手が知らないアーティストや作品名や専門用語を適当に使いまわしながら、共感から全力で逃げましょう。
そして当Blogにも当てはまるようなことばにドキドキw。
誰か「シュヴァンクボーイ入門」を書いて下さい(^^;)。
| 固定リンク
« ■予告篇 ラナ・ウォシャウスキー, トム・ティクヴァ, アンディ・ウォシャウスキー監督『Cloud Atlas:クラウド・アトラス』 | トップページ | ■情報 日本アニメーション文化財団 – Japan Cultural Foundation for Animation »
コメント