■情報 究極映像研 2012年のまとめ
皆さま、あけましておめでとうございます。
年末滞ったBlog更新ですが、ぼちぼち始動しますので、本年もよろしくお願いします(^^)
さてまず今年2013年の冒頭は、昨年のうちのBlogのまとめを簡単にしてみます。
書いた記事は166件。
本業に忙殺されて平日の記事作成は不可能で、週末に次の週の記事をまとめて3つづつ書くペースで進めてきましたが、12月はそのペースを維持出来ず、かなり間が開いてしまいました。
◆アクセス数ベスト(ただし12.10月〜12月)
cocologのアクセス解析の仕様で、年間集計はできないため、この3ヶ月でアクセスの多かった記事をベスト30で示します。
トップページが一番見られているのは、いつものことで、これは除外してみて下さい。
で、上位は神山健治監督作品が占めます。『009 RE:CYBORG』の公開で勢いが付いた感じですね。
以外なところで、4位が『夢の国のリトル・ニモ』日本語訳@モンキービジネス。
基本的にこの辺りの記事は、Google等の検索エンジンでヒットして、見に来て頂いているものと考えられます。
このアクセス解析は今年の記事だけでなく、今までの全ての記事が対象なので、次は今年の記事について。
◆2012年の記事
これは、個人的な好みで、僕自身が印象に残っている記事をいくつかピックアップしてみます。これを見て、こんな記事があるんだ、と見て頂ければ幸いです(^^)。
■感想『Monsters and Misfits II : モンスターズ・アンド・ミスフィッツ2 怪物と不適応者たち II 展』Japan Exhibition
■3D動画 『Monsters and Misfits II : モンスターズ・アンド・ミスフィッツ2 怪物と不適応者たち II 展』 Japan Exhibition 3D movie
イベントとしては2011年に続き、中子真治さんの『Monsters and Misfits展』は、今年前半のトピックでした。今回は文字レポートと3D動画でオブジェモチャの奇想(^^)を御伝えしました。
■感想 「館長庵野秀明 特撮博物館」 樋口真嗣監督「巨神兵東京に現わる」
■感想(2) 「館長庵野秀明 特撮博物館」 ミニチュア特撮の未来
■動画 館長 庵野秀明 特撮博物館 〜ミニチュアで見る昭和平成の技〜 3D:立体動画
■感想「奇っ怪紳士!怪獣博士!大伴昌司の大図解 展 …一枚の絵は一万字にまさる…」
夏のイベントでは、もちろん東京遠征をした『特撮博物館』と『奇っ怪紳士!怪獣博士!大伴昌司の大図解 展』。特撮と大伴昌司氏への郷愁を120%満喫できました。これも3DハンディカムHDR-TD10にて動画レポートしました。
■感想 第三舞台 大千秋楽『深呼吸する惑星』 板垣恭一監督 ライブビューイング
イベントでは第三舞台の最後の芝居も忘れられません。
20代で初めて観て以来、ずっと興味を持ってきた劇団の最終公演、生で参加は出来なかったけれども、とても感慨深いものがありました。
■疑似レポート 中子真治氏トークショー「ナカコ・ナイト」第一回
■情報 ヤノベケンジ「ザ・スターアンガー : The Star Anger」@NAMURA ART MEETING『臨界の創造論』
■情報 "ヤノベケンジ『サン・チャイルド』光臨プロジェクトin福島現代美術ビエンナーレ"のサポーター特典ドローイングと杉瀬陽子「太陽の子」
■情報 ヤノベケンジ氏作品集電子出版(PDFファイル) 『Sun Child Project in Fukushima-208 Drawings-』、作品集『ヤノベケンジ1969‐2005』
■情報 ヤノベケンジ『サン・チャイルド』ドローイング作品 光臨プロジェクト in 福島現代美術ビエンナーレ2012 サポーター特典
こちらの一連のレポートは、参加できなかったけれども、togetterで皆さんのツィッターのつぶやきを纏めつつ、疑似体験させて頂いたもの。
皆さんのおかげで、かなり臨場感を味わいつつ、興味深いイベントを疑似体験できました。改めて、つぶやかれた皆さんに感謝です(^^)。
■感想 原將人監督『初国知所之天皇(はつくにしらすめらみこと)』DVD
■感想 原將人監督『百代の過客』DVD
■感想 監督・脚本・撮影・編集・音楽・主演:原將人×マオリ『MI・TA・RI!』
こちらは長年観たくてたまらなかった原將人監督のドキュメント作品を、ついにDVDで観ることが出来た感激のレポート。幻の作品が自分の家のスクリーンに映し出された時の感慨は忘れられません。『20世紀ノスタルジア』ファンの方なら、きっとわかって頂けると思ったのですが、これら記事にはレスポンスが全くなく、ちょっと寂しい思いもしましたw。
■感想 岩井俊二監督の小説『番犬は庭を守る』
■感想 ラース・フォン・トリアー監督『メランコリア』 678の謎 本格破滅SFとしての読解
■感想 黒沢清監督『贖罪』
■感想 マーティン・スコセッシ監督 『Hugo : ヒューゴの不思議な発明』
■感想 円城塔『道化師の蝶』そして「松ノ枝の記」
■ネタバレ感想 伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』: The Empire of Corpses
■必読(^^) 「誰でもなれる、シュヴァンクガール入門」
■情報 大口 孝之,谷島 正之,灰原 光晴,古賀 太朗『3D世紀 -驚異! 立体映画の100年と映像新世紀-』
■情報2 大口 孝之、谷島 正之、灰原 光晴『3D世紀 -驚異! 立体映画の100年と映像新世紀-』
■感想1 個展『デヴィッド・リンチ展 ~暴力と静寂に棲むカオス』(DAVID LYNCH "CHAOS THEORY OF VIOLENCE AND SILENCE")
そして個別作品で興味深く拝見したものの記録がこちら。
いずれも刺激的な作品群で、今年はこれらに深くアクセスできたことが、大変印象的でした。
特に『3D世紀 -驚異! 立体映画の100年と映像新世紀-』の出版は衝撃的で、とても素晴らしい本でした。この記事にコメント頂けたことをきっかけに、長年、映像制作と研究で尊敬してきた大口孝之さんとコメント、メール等でやりとりさせていただいたのが、大変嬉しい出来事でした。
■感想 園子温監督『愛のむきだし:Love Exposure』
そして最後に今年はやはり園子温監督作品を初めて観たことは特筆。
特にこの『愛のむきだし:Love Exposure』は最高で、この後、近所のレンタルで借りられるだけ園子温作品を観て、強いインパクトを受けました。
『愛のむきだし:Love Exposure』みたいな混沌の映画をもっと観たい(^^;)!!
◆Amazonで購入頂いた作品リスト(上位10位)
本Blogのアフェリエイトで購入頂いた作品のベスト10です。
あまり数は多くないので、購入数は伏せて、順位のみとします。
1. Brothers Quay, Ron Magliozzi, Edwin Carels『Quay Brothers: On Deciphering the Pharmacist's Prescription for Lip-Reading Puppets』
MoMA発行の回顧展の図録
2. 堀江 あき子著『怪獣博士! 大伴昌司 「大図解」画報』
3. ヤノベケンジ『SUN CHILD』
4. Zdzilsaw Beksinski 『The Fantastic Art of Beksinski』
5. 柴 勤 著『深井克美―未完のランナー』 (ミュージアム新書)
6. 「ももへの手紙」製作委員会, ニュータイプ『ももへの手紙 Art & Animation 』
7. David Lynch『Crazy Clown Time』輸入版
8. 菅野よう子 サントラCD『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX O.S.T.2』
9. 円城 塔『Self-Reference ENGINE』
10. 天沢 退二郎『光車よ、まわれ!』
次点. 伊藤 計劃×円城 塔『屍者の帝国 』
ということで、圧倒的に他を引き離して、クエイ兄弟回顧展図録と大伴昌司展 図録が1,2位となりました。なかなかうちのBlogらしい順位になったかな、と(^^;)。
あまり興味が沸かないかもしれないけれど、Blogに来て頂ける方にも、このBlogへ来訪頂ける方々の志向を知る上で、参考情報になるかと纏めてみました。
今年もこうした作品を、記事として紹介して行きたいと思いますので、改めて、よろしくお願いします(^^;)!!
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