■情報 マンタムさん 個展「 残骸に在るべき怪物 」@パラボリカ・ビス と 初作品集『鳥の王 - Král o ptácích』
"part.1●2013年4月10日[水]〜22日[月]
part.2●4月24日[水]〜28日[月]■月~金/13:00~20:00 土日祝/12:00~19:00
■入場料:500円(開催中の展覧会共通)
■展覧会 会場:parabolica-bis[パラボリカ・ビス]
■東京都台東区柳橋2-18-11 ■TEL: 03-5835-1180 map「鳥の王」出版記念展示
●晶文社より4月25日発売予定! パラボリカ・ビス先行販売!Special event-------------------------------------
4月14日[日]バネセンパイ(松本じろ+SKANK)ライブ
"鳥の王"と"馬の頭骨"によるギターをLayla使ったライブ!
◆午後6時半開場 ◆7時開演 ◆入場料:1000円4月20日[土]
本原章一・ソロダンス 「モーター・ハミング]
◆音楽:武智圭佑(maguna-tech)
◆美術:マンタム
◆協力 今野裕一◆午後7時開場 7時半開演 ◆前売・予約:2000円/当日:2500円
マンタムサイン会:発売日より随時開始!
詳細や予約開始情報は マンタム twitter: @mantamu "
マンタムさんの楽器オブジェ「鳥の王」他の展示会とライブが、4月に開催されるとのことです。
期待の展示、冒頭に引用したフライヤーがまず素晴らしい!
そしてなんと、この個展はマンタムさんの初作品集の出版記念も兼ねているとのこと。詳細は以下、御自身のブログで書かれていますが、限定出版だそうです。
" 私にとって初の作品本となる「鳥の王 - Král o ptácích」が発刊されます。
2013年4月25日晶文社から発刊の予定で現在日頃からお世話になりっぱなしのステュディオ・パラボリカのミルキィ磯辺様による編集作業が始まっています。
基本的に直販が中心となる為『がらくたからたから』のように一般の本屋さんに並ぶ事はありません。
限定1500部のみの出版になります。全ての本一冊一冊に私が鍛造したプレートが貼付けられることになっています。(略)一部の本屋さんやお店でのフェアを敢行する予定です。
もしウチでやっても良いという奇特なお店がありましたら是非声をかけてやって下さい。出来る限りお伺いさせて頂きます。(略)
作品の展示は鳥の王の関連作品と旧作 新作を合わせての展示になる予定で現在新作の製作に入っています。"
マンタム『鳥の王』【パラボリカ・ビス特別版】予約開始!!:parabolica-bis
"マンタム『鳥の王』 【パラボリカ・ビス特別版】
★通販ご希望の方の商品の発送は、5月中旬過ぎ頃を予定しております。
予約期間:2013年4月10日[水]~4月28日[月]
販売期間: 2013年04月12日22時00分
~ 2013年04月28日22時59分
価格: 3,570円(税込)★パラボリカ・ビスだけのオリジナル特典★
◇銅板プレートに、ご予約順のナンバーを刻印致します!
◇時計パーツをお一つ、プレートにお付け致します!
◇ご希望がありましたら、プレートにイニシャルもお入れ致します!
(イニシャル希望の方はアルファベット1文字を通信欄に記載ください。)"
"で これがスカンクさんが弾く 鳥の王 なのです。鳥の王は既に2回スカンクさんは演奏していてどちらも大変良かったのです 今回はこの2本のありえないギターのユニットとして演奏してもらうのです。これも現在上野不忍池骨董市で展示中ですw"
マンタムさんの待望の作品集『鳥の王 - Král o ptácích』がついに発刊される。
この作品集は、幻想的な氏の短篇小説とオブジェ作品の写真を掲載したものになるのだろうか。Blogに掲載されている短篇群とそれと連係した造形作品のファンには、まさに待ち望んでいた本の出版である。
限定出版なのは広く読まれるべき作品群だと思うので残念だけれど、鍛造プレート作品が付くということで、これはファンには大変嬉しい。
ちなみにタイトルになっている「鳥の王」は、以下のブログ作品が現在、公開されている。
"空は見た目は変わらないがそれでもそこに鳥の姿をみることはなくなってしまった。
かつて空を覆い尽くしていた鳥のその殆どが地上に墜ち墜ちた鳥は人によって焼かれて海に流されてしまったからだ。
彼は鳥の王だ。
僅かに残された誇り高い空の支配者の末裔だ。
残された僅かな同胞を守り未来に子孫を残すために鳥の中から生み出された王だった。
彼は生まれた時からそのことを理解していてそのために耐え成長した。
既に飛べる空は限られていてそれも風向きなどの条件でめまぐるしく変化した。
その刹那は大丈夫でも飛べない空に少しでも触れるとやがて羽は動かなくなり失速して墜落してしまう。
彼らの薄くて軽い骨格は落下の衝撃に簡単にひしゃげ脳や内臓を大地に撒き散らした。
どうして飛べない空になってしまったのかそれは明確な一つの理由からではなかったが毎日夥しい鳥が空から墜ちて来た。
道路も海も鳥の死骸で埋もれた。"
(リンク先へ続く)
多くの方に知って欲しく、冒頭部分を引用させて頂いたが、引用写真のギターオブジェ「鳥の王」の昏い煌めきを観ながら、是非、リンク先で全篇を読んでみてほしい。
◆関連リンク
・Twitter / mantamu
"あまりに製本に凝りすぎたため期間中には本が間に合わないという恐るべき事実が昨日発覚。今回の展示期間中に予約を受付今回予約分については手打ちプレートに通しNo.とイニシャルを入れる事などを検討中なのです。。"
残念ながら、展示会場での作品集の発売/入手は難しい状況の様です。
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