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2013.04.23

■新刊情報 『復活するは我にあり』『寺田克也ココ10年 KATSUYA TERADA 10 TEN - 10 Years Retrospective -』『怪奇三昧 英国恐怖小説の世界』

山田 正紀『復活するはわれにあり』

"余命を宣告された、車椅子のワンマン経営者・権藤。 ジエイゾと名乗る者に拉致され、男が所有する大型船「南シナ海号」に乗船することになった。 船はハイジャックされ、権藤は人質となってしまう。 犯人の背後に蠢く得体の知れない陰謀を感じつつ、超ハイテク車椅子(サイボイド)と共に果敢に立ち向かう。 海上を舞台とした、著者久々の冒険小説!"

「復活するは我にあり」イラスト
 (小説推理 (第1回~第6回)連載時の山下セイジ/山下成司の挿絵)
 連載中の山下セイジ氏のイラストが御本人のHPに掲載されている。重厚な黒いイラストwがとても良い!
 でもまさか「復活」にはこんな意味があるとは(^^;)!(閲覧注意)。

Twitter / anaryusisu

"新刊が出ます。「復活するは我にあり」です。何と20数年ぶりの冒険小説です。復活するのは主人公であると同時に、私自身が冒険小説に復活するという意味も込めたつもりです。面白くしたい一念でがんばりました"

"『アグニを盗め』から始まった超冒険小説の復活でしょうか!"(BP)

"じつは超冒険小説というのは当時の編集さんが考えたネーミングで私は関与していないのです。素敵なネーミングではあるんですが。"

 山田正紀さんのつぶやきにリプライしたら、「超冒険小説」についてコメントいただけました(^^;)。
 従来のヒーロー像からかけ離れた主人公たちが知恵で状況を突破する「超冒険小説」のシリーズが大好きだったので、この名前は今回も使って欲しかった気がします。GWの読書はラファティ『第四の館』と「超冒険小説」の新作!

『寺田克也ココ10年 KATSUYA TERADA 10 TEN - 10 Years Retrospective -』

" テラカツ10年分の仕事を総覧できる豪華図録! 世界的人気を博すイラストレーター・寺田克也。 カラーイラスト・設定画など約300点を展示する「寺田克也ココ10年展」が京都マンガミュージアムにて3/16~6/30まで開催されます。 展示全作品に併せて展示公開されないお宝作品も収録。 収録作品のすべてに寺田本人のコメントが付きます!
内容
 猿、ドラゴン、ロボット、妖怪、自動車、女の子、吸血鬼、大人っぽいおもちゃ、親父さん、美少年、ヒーローその他あらゆるものを描いてきた寺田克也のココ 10年分1000点を超える作品を収録。マンガ、イラスト、キャラクターデザインほか、寺田克也の仕事を総覧できる貴重な図録。"

 寺田克也 ココ10年展 | 京都国際マンガミュージアム - えむえむも観に行きたいものです。
 開催は2013年 3月16日(土)~6月30日(日)。

20130421_194045

南條 竹則『怪奇三昧 英国恐怖小説の世界』

" 読書のなかでも、「恐怖と戦慄」を味わう愉しさはまた格別である。怪談、怖い話を愛する著者が、20世紀初頭、英国怪奇小説の黄金時代を築いたアーサー・マッケン、アルジャノン・ブラックウッド、ダンセイニ卿、M・R・ジェイムズら巨匠たちの数奇な人生と、「恐怖」の真髄を語り尽くす。
 名著『恐怖の黄金時代』に新たに書き下ろし、翻訳を大幅に加えた増補改訂完全版。英国怪奇小説を終生愛してやまなかった伝説の幻想作家H・P・ラヴクラフトの名篇「名状しがたきもの」「夢魔十夜」「忘却の国から」等の新たな翻訳も収録。怪奇小説好きはもちろん、ホラー映画&漫画ファンも必読のブックガイドである。カバーイラストは、荒木飛呂彦氏描き下ろし!"

 恐怖小説はどうしてこんなに女王陛下の国に合うのでしょう(^^;)。

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