■動画 ボストン・ダイナミクス社『ペットマン』放射能防護服 Petman Tests Camo - YouTube
"The PETMAN robot was developed by Boston Dynamics with funding from the DoD CBD program. It is used to test the performance of protective clothing designed for hazardous environments."
ペットマンロボットは、DoDの CBD : Chemical and Biological Defense化学生物兵器防護プログラムの資金で開発されている。これは、ハザード環境での防護服の性能をテストするためのものである。
動きは不気味の谷を超え人間チックだが、放射能防護服を着た姿は、別の彼岸の存在感がある。
何故、防護服をきているのか?
これは、上の引用にあるように、もともとこのロボットがDoDによる化学生物兵器防護服のテストプログラムのためのロボットとして開発されていたから、当然のことらしい。(参照 Chemical and Biological Defense (CBD))
"米国防総省では、大規模災害に対応できるヒューマノイドを開発するプロジェクトをスタートさせた。"
そして加えて、先日のNHKの番組によれば、このボストンダイナミクスは、DARPAの原発事故等の大規模災害対応のロボットプロジェクトにも参加しようとしているとのこと。
DARPA Robotics Challenge"The Department of Defense’s strategic plan calls for the Joint Force to conduct humanitarian, disaster relief and related operations. The plan identifies requirements to extend aid to victims of natural or man-made disasters and conduct evacuation operations. "
放射能にまみれた原発プラントのがれきの中をこのロボットが進んでいくのを想像してみる。もともと人間向けに作られた施設であるため、DARPAの企画の通り、二足歩行の優位性もあるかもしれないが、破壊された施設の中を進むのに、この脚がどれだけ役立つかは疑問も多い。
ただ瓦礫の中では手も使用して四足歩行する手もありますね(^^;)。
今後のペットマンの展開を見守りたい。
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