■情報 フランシス・ベーコン ゆかりの奇想アーティスト Nathalie Djurberg:エイドリアン・ガーニー , Adrian Ghenie:ナタリー・ユールベリ
Phaidon Focus: Martin Hammer『Francis Bacon』というベーコン関連本を、豊田市美術館のショップで見て、巻末に掲載されていたベーコンゆかりのアーティストについて非常に興味深い作品を作られていたので、今回、御紹介。
紹介する作家以外にも複数のアーティストが掲載されていたこのベーコン本、確か豊田市美術館のショップでは¥1780で売られていた。(Aamzonでは¥2270となっていますw)
まず一人目は、1977年ルーマニア生まれのアーティスト エイドリアン・ガーニー : Adrian Ghenie (Wikipedia)。
引用した油絵、顔が溶融したようなこのイメージがとても良い。
Adrian Ghenie - Nicodim Gallery
Adrian Ghenie auf artnet
Adrian Ghenie | The Old Hand
adrian ghenie - Google イメージ検索
このあたりでで多数の作品が観られる。
この作家、現在はルーマニアとドイツで制作活動を行っているという。
リンク先ほぼ全ての作品には顔がなくダークなイメージではあるが、豊かな色彩、タッチが見る者を惹き付ける。
まるでオリビエ・デ・サガザンの粘土のように、顔面に絵の具を塗っている様なアート。ここにもベーコンの21世紀の"子供"がイメージを追いかけているw。
そしてもうひとりがナタリー・ユールベリ。1978年スウェーデン生まれのアニメータにして造形作家。
Nathalie Djurberg - Wikipedia
nathalie djurberg - Google イメージ検索
nathalie djurberg - Google 動画検索
どうですか、かなり興味深い、インパクトのある造形。
人形は荒削りに見えるけれど、その分、勢いがあり、そしてなによりこの色彩に眼を奪われます(^^)。
アニメーションも探してみたのですが、ネットにはいいものは見つかりませんでした。
nathalie djurberg - Google 動画検索
もし関心のある方は、調べてみたら、なんと金沢21世紀美術館で、日本初公開のアニメーションが上映されているとのことなので、是非、行ってみて下さい。
「内蔵感覚」展 金沢 その1 ナタリー・ユールベリ&ハンス・ベリ #artweet #art_jp #contemporaryart : Occupied VOIDCHICKEN.
"「内臓感覚 — 遠クテ近イ生ノ声」 2013年4月27日(土)~2013年9月1日(日) 金沢21世紀美術館 Aさんに誘われるがまま金沢21世紀美術館のオープンに行ってきました。 ビル・ヴィオラの映像を使ったポスターがちょっと暗めで、「怖いよぉ」と 思う方もいるかもしれませんが、展示内容はとても良かったです。 ゴールデンウィークに地方の美術館に行くなら、 やはり金沢でしょう! ナタリー・ユールベリ&ハンス・ベリ (Nathalie DJURBERG & Hans BERG )の クレイアニメーションの作品はおすすめです! 日本初公開だそうですが、これを見るだけでも行く価値あり。"
◆関連リンク
・ナタリー・ジュベルグの奇怪な世界: 暮らすかミラノ
"ジオ・マルコーニGioMARCONIという画廊で、ナタリー・ジュルベルグNathalie Djurberg(1978-)というスエーデンのビデオ作家の展覧会に行った。ビデオは1本だけ上演されていたが、それほどではなかった。そのビデオに 登場する人形が、たいへんな奇怪な人たちで、まさにアートと言えるのだろう。普通に見たら、気持ちが悪いとしか感じられないけど、そのリアルな気持ち悪さ には、ナタリーの世界にたどり着く道筋があるような気もする。行ってみたいとも思わなかったけれど"
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