■予告篇 フィリップ・K・ディック原作、ジョン・アラン・サイモン監督『アルベマス : Radio Free Albemuth』iTune公開中
▶ Radio Free Albemuth trailer - YouTube(予告篇)
Radio Free Albemuth - Movie Trailers - iTunes(本篇。有料)
P・K・ディックの『ヴァリス』シリーズの一冊『アルベマス』が映画化されていた!
John Alan Simon監督(IMDb)というアメリカの監督による劇映画。
このジョン・アラン・サイモン監督、何作かプロデュース作品はあるけれど、監督作品はまだこの一本だけのようです。
Radio Free Albemuth (film) - Wikipediaによれば、June 27, 2014から iTuneで$19.99で視聴可能。初公開されたのはFebruary 25, 2010、Sedona Film Festivalで上映されたとのこと。一般公開は、2014年の6月、iTuneによるものが初のようです。
この作品『ヴァリス』の原型で、いにしえ読んだが殆ど忘れているw。
読み直してから、映画を観てみようかな。
◆関連記事
・Radio Free Albemuth (2010) - IMDb
"Radio Free Albemuth (2010) 111 min - Drama | Sci-Fi - 27 June 2014 (USA)"
・P. K. ディックの《ヴァリス》シリーズのあらすじ紹介 (Outline of VALIS)
"1. 『アルベマス』(Radio Free Albemuth) P. K. ディック著、大瀧啓裕訳、 創元 SF 文庫 1995 年(サンリオ SF 文庫 1987 年)
『ヴァリス』の原型。 SF 作家の フィリップ・K・ディックとレコード店で働くニコラス・ブレディは友人である。 時代は正に獣数字 666 (= F. F. F.) を頭文字に持った男、 フェリス・F・フレマウントが大統領になろうとしていた。 共産主義者狩りの嵐の吹き荒れる中、ニコラス・ブレディは、 神からの啓示を受けることになる。 この世は自分が創造主であると誤解している狂った神性の支配 する世界であると。 そしてフレマウントは狂った神性の手先となり、真実に目覚め狂った神性の支配を抜けようとするものを抹殺しようとしているのだと。 レコード会社に就職し、自分で歌手をプロデュースすることができるようになったニコラス・ブレディは、フレマウントを失脚させるために、 サブリミナル・メッセージ入りのレコードを発売しようとする。 しかし、発売を前にニコラスらは逮捕されてしまう。 射殺されたニコラスに続いて、ディックも逮捕されてしまう。 体勢に迎合するようなSFを書くことを拒否したディックは刑務所の中で、サブリミナル・メッセージ入りの音楽を耳にする。 ニコラスらは、おとりの役をさせられていたのだ。 神の計画は別なところでも進行していたのである。"
・フィリップ・K・ディック, 山形浩生訳『ヴァリス〔新訳版〕』(ハヤカワ文庫SF)
"友人グロリアの自殺をきっかけにして、作家ホースラヴァー・ファットの日常は狂い始める。麻薬におぼれ、孤独に落ち込むファットは、ピンク色の光線を脳内に 照射され、ある重要な情報を知った。それを神の啓示と捉えた彼は、日誌に記録し友人らと神学談義に耽るようになる。さらに自らの妄想と一致する謎めいた映 画『ヴァリス』に出会ったファットは…。ディック自身の神秘体験をもとに書かれた最大の問題作、新訳版!"
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