■情報 デイヴィッド・リンチ監督 構想作品『ロニー・ロケット』関連 David Lynch "Ronnie Rocket"
Ronnie Rocket title sequence from Maria Tran Larsen on Vimeo
"MA project Ronnie Rocket. Poster and title sequence for Ronnie Rocket - or The Absurd Mystery of The Strange Forces of Existence, a movie script written by David Lynch in 1979"
デヴィッド・リンチが脚本を執筆し企画を進めたが、映画化されていない幻の映画『ロニー・ロケット』の、ファンメイドのタイトルシーケンス映像。
電球とかw、リンチ映像の特徴を捉え、なかなかポップでリンチテイストな仕上がりになっています。未だ見ざる『ロニー・ロケット』に想いを馳せて、思わず見入ってしまいました。
Ronnie Rocket Screenplay
こちらにリンチ自身によるシナリオが掲載されています。僕はまだ残念ながら読めていませんw。
Ronnie Rocket - Wikipedia, the free encyclopedia Google 翻訳
" ロニーロケットは一本足で立つために彼の能力に助けられ、神秘的な第二の次元を入力するように求めている探偵の物語を懸念。 彼は奇妙な客室と脅迫、列車の奇妙な風景にこのクエストで遮られている。 武器として電気を振るう「ドーナツ男性」によってストーカーされながら。
探偵の物語に加えて、フィルムは、ロナルド·デ·アルテ、定期的に電気を給電中の電源に差し込むさに依存して、彼を残し外科災難を被った十代のドワーフの物語を示すことであった。 この依存性は、彼に彼が音楽や原因破壊を生成するために使用することができ、電気の上の親和性を付与します。男の子の名前自身ロニーロケットとエレクトラ-かわいい名前のタップダンサーを友達になり、ロックスターになります。"
では『ロニー・ロケット』とはどんな映画なのか。
すぐ上は、wikipediaの英語版へのリンクと、そのGoogle翻訳による日本語概要です。Googleくんの訳がとってもチャーミングな物語を想像させてくれます。「ドーナツ男性」という単語だけで、もうリンチファンは興奮を抑えられません(^^;)。
lynch ronnie rocket - Google 画像検索
そして画像検索により見つけた、こちらもファンメイドのイメージ画の数々。
それぞれが受け止める『ロニー・ロケット』の映像から、リンチの構想が垣間みれる…w。
◆関連リンク
・Ronnie Rocket - YouTube.
Based on the opening scenes of the David Lynch script Ronnie Rocket
上はもう一本の、これもファンメイドと思われる『ロニー・ロケット』オープニング。
・lynch ronnie rocket - Google 動画検索
こちらにも後、数本の自主作品が...。想像力を刺激するリンチの未完の企画、故でしょうか。
・Scripts by David Lynch at IMSDb
"Blue Velvet (Undated Draft)
Written by David LynchDune (1983-12 Draft)
Written by David Lynch,Frank HerbertElephant Man, The (Undated Draft)
Written by Christopher De Vore,Eric Bergren,David LynchLost Highway (1995-06 Draft)
Written by David Lynch,Barry GiffordMulholland Drive (1999-01 Draft)
Written by David LynchTwin Peaks (1992 Draft)
Written by Mark Frost,David Lynch,Robert EngelsWild At Heart (Undated Draft)
Written by David Lynch"
昨日リンクした『ブレードランナー』の初期脚本の原文が置かれているサイトにリンチの映画化したものの初期脚本にあたる以下の原稿がアップされています。どれも興味深いものです。
・「Beautiful Dark」を読む (10): 大山崎東向日のあたり.
"「イレイザーヘッド」製作の途中から、リンチは「ロニー・ロケット(Ronnie Rocket)」という作品のシナリオを書き始めておりました。リンチとしては「ロニー・ロケット」をメイン・ストリームでの製作を……つまりどこかのスタジオに企画をもちこんで誰かの資本を使うという、ハリウッドの 製作スキームのもとで製作する道を探っていたようです。"
"「エレファント・マン」…世界的に大ヒット、特に日本では、ヒューマニズムを前面に押し出 した大宣伝によって連日立ち見の大ヒットを記録した。数ヵ月後に公開された「イレイザーヘッド」の存在もふっとばす勢いで。 この後、ジョージ・ルーカスより「スターウォーズ/ジェダイの復讐」の監督依頼を受けるが、コッポラのゾエトロープ・スタジオで、念願の「ロニー・ロケッ ト」の準備を始める。しかし、コッポラ作品の数々の興行的失敗で倒産。スタジオ売却となり頓挫。"
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