■感想 『スズキコージの絵本原始力展 ~聖コージの誘惑~』@姫路市立美術館
▶ 姫路市立美術館 スズキコージの絵本原始力展 - YouTube
~聖コージの誘惑~ スズキコージの絵本原始力展:姫路市立美術館 公式
" 2014(平成26)年6月21日(土)~ 8月31日(日)
『おばけドライブ』『やまのディスコ』『エンソくん きしゃにのる』など数々の名作絵本をはじめ、“たくさんのふしぎ”シリーズの『エネルギー』やボルヘスの『幻獣事典』など優れた挿絵で子どもから大人まで魅了するスズキコージ。その創作世界は壁画やダンボール彫刻、ライブペインティングまで無限です。
本展は奇才・スズキコージの世界をまるごと体感できるアクティブな展覧会です"
「スズキコージの絵本原始力展」@姫路市立美術館、8/13(水)に行ってきました。
まずは冒頭の公式動画で会場の雰囲気を御覧ください。高2×幅4m程度の大きな50点ほどのライブペインティング絵画群が圧巻です。
魔術画家の大判の絵に取り囲まれた空間で完全にトリップ状態(^^)になること必至。
まず展示会場入り口、この展示会の入り口部分は撮影可なコーナーがあり、20枚ほどの写せました。魔界の一端(^^)として御紹介。
会場内へ入ると、幅10mくらいで奥行きが100mほどの空間に、巨大なライブペイント群と絵本原画、オブジェがズラリー!!
そして会場中央、何とスズキコージ氏が正に、ライブペインティング中!
今までにライブペインティングで描かれたという30数枚の巨大絵画に囲まれて、今、作家の手によってあの魔法の世界が開陳される!
チューブから直接筆に絵の具を取り、ボードに力強く叩き付けられていく。
時に筆から、時に筆の木の部分から塗られた絵の具が、サイケデリックに塗られて、あの独特の絵の上に色んな表情をみせていく。
会場で作家の手元をずっと眺めていました。
そして今回の趣向、絵のボードに空いた穴に、顔や手を入れた撮影会も始まり、僕も魔術画家をパチリw。スズキコージさんは「こんな機会はめったにないですよ!」と気さくに観客に声をかけて、「そこの下の穴に足を入れてみて」とか自ら客にポーズを付けて、写真の演出も買って出ていました。
僕は、恐れ多くも画家御本人に写真のシャッターを押してもらい、絵と写真スズキコージ、という貴重な一枚を撮ってもらうのを悩んだあげくw…、作家は次の瞬間、創作活動に戻られてしまい、たいへん貴重な機会を逸しました。今考えると、超残念。
ここ数日は滞在されて描かれてるようです。嬉しいタイミングに出会えました!これだけでも貴重な体験として良しとしよう(^^)。
会場には高校生の頃からの、コージズキンになるまでの絵画も展示されていて、魔術絵画発展の奇跡もたどって観ることが出来る。
まさに魔法作家が誕生する過程の一望。
この展示会、巡回として少し規模は小さくなりそうですが、タイトルを少し替えて以下の二カ所で開催予定とのことです。お近くの方、是非、足をお運び下さい。
"<企画展>聖コージズキンの誘惑展 2014年6月22日 13:57 スズキコージ やまのディスコティック 2013年 スズキコージ やまのディスコティック 2013年 奇想天外な発想とダイナミックな描写で人気のスズキコージの企画展では、絵本原画や、ライブペイントで生まれた巨大な絵など、圧倒的な存在感を放つ作品をご覧ください。 <企画展>聖コージズキンの誘惑展 会 期 : 2014年9月19日(金)~11月30日(日) 時 間 : 9:00~17:00 場 所 : 安曇野ちひろ美術館 展示室4 料 金 : 大人800円、高校生以下無料 休館日: 第2・4水曜日
プレスリリース| 東京 ちひろ美術館
ここの PDF "<企画展>聖コージズキンの誘惑展/ちひろ美術館コレクション 絵本に耳をかたむけて" に記載あり。
"関連展示:2015年3月1日~5月24日
ちひろ美術館・東京「聖コージズキンの誘惑展」"
◆関連リンク
・スズキコージ 著『アッチコッチソッチの歌』・未知谷 公式HP
"AB横判オールカラー62頁 2,200円(税別)
「スズキコージの絵本原始力展」公式本 (姫路市立美術館、安曇野ちひろ美術館、ちひろ美術館・東京) 近年の作品をスズキコージ自身のディレクションにより一覧提示する網羅的最新作品集。ファン必携"
図録はこの本になります。
ただ展示会場で購入すると、以下の様な、折り畳んでこの本のブックカバーになるポスターが付属するので、お得です。このポスターには対談とか記事とか、テキストも満載。
| 固定リンク
コメント