■感想 ジュゼッペ・トルナトーレ監督・脚本『鑑定士と顔のない依頼人』 La Migliore Offerta di Giuseppe Tornatore
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アートを巡る謎の物語。
絵画ファン(特に女性のポートレート)、オートマタファンは必見w。
特に前半がいい。謎の女 クレア役 シルヴィア・フークスの繊細な演技が物語を引っ張る。絵画のオークションの世界の表と裏も興味深い。
そして数字を奏でるもうひとりの謎の女性。
全体のストーリーもこの女性も、とってもリンチワールドなのだけれど、そこはトルナトーレ監督、リンチほどは映像と音楽に耽溺していくわけではない。
ラストが予定調和的に見えすぎるのが欠点かもしれないけれど、この前半からクライマックスまでの物語の臨場感に酔っ払ったようになった僕にはとても良い映画でした。オートマタがもっと活躍してたら傑作になっていたでしょう。お薦めです。
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・ジュゼッペ・トルナトーレ監督
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