■感想 REBECCA "20年振りの再結成LIVE ― Yesterday, Today, Maybe Tomorrow"
レベッカ再結成LIVE録画観。
NOKKOの高音のあのボーカルは健在、そして土橋安騎夫の曲、20-30年前と同じ旋律が、過去へのタイムトリップを誘いますね。
NOKKOの高音に感じる溌剌さとそれに混じる繊細な神経とか、どこか幽玄が混在したシャープな曲想とか、、、あの頃の自分の感覚、就職して一人暮らし、自分の車でカセットでレベッカをかけて感じた疾走感といったものを想い出します。
"MOON"とか"Cotton Time"の旋律は、磨耗してきて奥底に埋もれている自分の細い神経wを刺激するし、"Love is Cash" "76th Star"の突き抜けたトーンは、疲弊した細胞を賦活する(^^)。
2015年ver.として新たに英語部分を日本語詩に置き換えた"真夏の雨"は、NOKKOの語りから、母親がいつもこの歌は「終戦の歌」だと言うのを想起しつつ書かれたという。
暗くした会場で、バンドの直上から落ちる青いライトに囲まれる形でこの曲が歌われたのだけれど、まさに真夏の雨の匂いを運んでくるようで、とてもマッチしてました。
最後の"MAYBE TOMORROW"が流れる頃には、まさにあの頃のNOKKOが戻ってきたようなオーラが会場に充満しているようで、、、。
これなら、今から新曲も有り得るんじゃないか、というのが僕の感想。ぜひ、来年くらいにニューアルバム、といった奇跡が実現するのを待ちたいものです。
コンサートのセットリスト
"1.RASPBERRY DREAM
2.MOON
3.LONELY BUTTERFLY
4.Cotton Time
5.ONE MORE KISS
6.CHEAP HIPPIES
7.メドレー (Hot Spice~Girls Bravo!~Boss Is Always Bossing~Love Is Cash~蜃気楼~Hot Spice)
8.真夏の雨
9.Time
10.76th Star
11.LITTLE DARLING
12.(It’s just a) Smile
13.OLIVE
14.WHEN A WOMAN LOVES A MAN
15.MONOTONE BOY
16.PRIVATE HEROINE
アンコール
17.Friends
18.MAYBE TOMORROW"
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