■動画 ディヴィッド・リンチ『ポーランドの夜の音楽 : Polish Night Music (Live in Paris, 2007)』
David Lynch & Marek Zebrowski - Polish Night Music (Live in Paris, 2007) - YouTube.
"David Lynch and Marek Zebrowski performing Polish Night Music in March of 2007 at Fondation Cartier pour l'Art Contemporain, opening the public exhibition of Lynch's retrospective art exhibition 'The Air is on Fire.' Polish Night Music available now on Sacred Bones and Sunday Best.
LP/Digital: http://www.davidlynch.com/ "
『ツイン・ピークス』の復活待たれる大御所リンチ監督のリアルライブ風景。貴重かも---。 - シネフィル - 映画好きによる映画好きのためのWebマガジン.
" 2007年に開催された彼のアートエキジビションの時にカルチェ財団で開催されたライブ映像を、11月12日にYouTubeで解禁。自らの、ネットでも公開しています。 作曲マレク・ゼブロウスキーとの共演でおこなわれたライブ演奏のテーマは、「ポーランドの夜の音楽」。
実際、弾いているのかどうかわからない感じですが、その雰囲気は伝わるところが、この監督のスゴいところ。
プレスリリースによると「孤独な旅行者が出会う不毛な駅、夜のポーランドの工場、サイレントホテルは。これらはイメージであり、ポーランドの夜の音楽として物語を示唆しました。」以下の7分のパフォーマンスビデオでは、これらの想像の場所を探検するしかないですが、確かにおっしゃるイメージはつたわりますね。"
これはリンチのカルティエ財団によるパリの絵画展 「ジ・エアー・イズ・オン・ファイアー」展の際に実施されたパフォーマンスの動画。低いスローな、底流を構成する音をリンチがキーボードで出し(その場で弾いている部分と事前の打ち込みの部分とがありそう)、マレク・ゼブロウスキーがそこにそれよりハイテンポの音を乗せていく。
リンチが『インランド・エンパイア』のポーランドでの撮影において、どんなことを感じたのか。ハリウッドでリンチが描いた映画の音と、また異なるこのビデオのパフォーマンスを聴きながら、あの映画の混沌を想い出し、いろんなことを想像させるイメージ喚起力を持つ音である。
『ツイン・ピークス』の公開が2017年になり、最近、リンチ作品の絵画、映画、音楽等の露出が減っているのは、そのTVシリーズの撮影のためだと思うが、リンチ中毒患者にとっては、この動画、貴重である(^^;)。
◆関連リンク
・David Lynch『Polish Night Music』(CD)
・David Lynch『The Air Is on Fire 洋書』
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・デヴィット・リンチ絵画展@パリ ジ・エアー・イズ・オン・ファイアー展 David Lynch "the air is on fire"
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