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2016.04.11

■情報 ドローン HMD装着で“没入型飛行” Drone + HMD

Drone_parrotdown

Parrot、1080/30p対応新ドローン「Bebop Drone」。HMD装着で“没入型飛行” - AV Watch

"SkycontrollerにはHDMI出力も装備、別途ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を接続すれば、カメラがとらえている上空の映像を、自分の視界のように体感できる。これを装着したまま、操作する事で、「没入型の飛行風景が楽しめる」という。              

 さらに、HMDが装着者の頭の動きを検出できる場合は、そのデータを使い、カメラの角度を追従させる事も可能。視界には姿勢計、バッテリレベル、速度、高度、距離などの情報も表示できる。対応するHMDの情報は公式サイトでアナウンスされる"

Parrot Bebop Drone(公式HP)

"スカイコントローラーのHDMIプラグにパイロットの視野を体験できるFPVグラスを接続できます。 次のFPVグラスに対応しています。Zeiss OLED Cinemizer、Sony Personal Viewer... "

パロット社製 Bebop Drone(公式HP)

"Bebop Drone を、スカイコントローラーとFPVグラス(同梱されていません)で操縦し、HDMIポートからFPV体験をすることでBebop Drone のカメラの距離測定つきビデオストリーマーも楽しみましょう(距離、高度、針路、水平状態の管理、バッテリー残量、その他)"

 ドローン+HMD、単眼カメラだけれど、既にこんなのは出てますね。でも本題は、今後出てくるであろう、ドローン+3D HMD。

 ドローンのキラーコンテンツのひとつは、ステレオ視HMDと組み合わせた超臨場感リアルフライト体験だと思うけれど、どうだろうか。
 もちろんSONYのPlayStation VRのようにHMDにジャイロセンサを組み込んで、頭の動きをドローンの3D HDカメラと同期させる。リアルピーターパンが体感できる(^^)。
 ソニーさん、PlayStation VRオプションで発売しませんかw?

 まじめな話、僕はまだビックカメラの店頭で、サムスンのAndroidスマホを使った簡易VRしか3D映像を観たことないけれど、それだけでも臨場感は相当のものだった。映像がある程度荒くても、頭の動きと同期して映像が動くことで、人間の感覚は容易にリアリティを獲得する仕組みのようだ。

 没入感を得られるHMDでさらに実写の3D映像になったら、 まさに超臨場感体験が出来ると思う。

 先日のNHKサイエンスゼロで、オキュラスリフトとかでVR体験をやってたが、荒いCGなのに、まさにリアルに没入したような感覚を出演者が語っていた。
 ゲームマシンが人類に与えた体験をはるかに超える現実体験をVRはヒトにもたらすかもしれない。その時、ヒトのリアルは一階層変貌するかも。

 元々、二眼から入った映像と耳からの音、そして頭/体の動きを連携して現実認識を形作っているので、それに相当する情報が与えられれば、人の認識は騙される、ということですね。現実と仮想が透過になって行った時、我々のリアルは変容するんでしょうね。ますます現実と幻想が混沌と...。

 3D HMD+自在に動くカメラのコンセプトって、東大の舘教授が通産省のプロジェクトで構想されたアールキューブの実現形態のひとつですね。あれはホンダのP2がカメラ側を担っていたわけですが、、、。

 アールキューブの居ながらにして世界旅行。世界各所にレンタル3Dカムドローンが配置され、ネットでアクセスして何時でも世界の空(エベレストや宇宙もw)を飛べる。
 まさにインターネットがリアル世界に没入し、人はテレポーテーション能力をその手中に(^^)。

◆関連リンク
スマートグラスでドローンを操作することが主流に!? | DRONE BORG
VR Inside
 ヴァーチャルリアリティのニュースを紹介するサイト。

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コメント

 はじめまして。

 貴重な情報、ありがとうございます。

 手ぶれ補正されていると、確かに機体の状態はわかりにくいですね。

 いずれ3Dカメラ付きがどこかから出たら、僕も買いたいと思っています。その時は手ぶれ補正がないと酔ってしまって長い時間は使えないでしょうから、なかなかその辺りの加減が難しそうですね。

投稿: BP(円卓さんへ) | 2016.04.15 21:51

いつも楽しく拝見させていただいています。
私はBebop Droneのユーザなのですが、搭載カメラの映像のみで操縦するのは、ちょっと厳しいかも?
という印象を持っています。
というのも、魚眼レンズの映像を加工して、ソフト的に手振れ防止等の映像処理を行っているので、観るための映像としてはいいのですが、操縦時は機体の状態がわかりにくいためです。σ(^_^;)
広い場所ならいいのですが、障害物が近い所で飛ばすのはちょっと厳しいな〜と思っています。
山の山頂などで、「長〜いセルフィ」的な使い方をしたくて購入したのですが、まだまだ課題は多いな〜と思っています。

投稿: 円卓 | 2016.04.13 01:09

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