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2016.05.30

■写真 押井守監督『ガルム・ウォーズ : GARM WARS』映画館展示フィギュア

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 『ガルム・ウォーズ』上映中の映画館で展示されていた、映画作成のために作られたフィギュアの写真を紹介する。

ガルム・ウォーズ - [詳細!初日舞台挨拶] 日にち:2016年5月20日| Facebook

"写真はTOHOシネマズ六本木ヒルズでの展示です。
CGモデリング用に制作された模型と撮影台本とアフレコ台本を展示しております。"

 リンク先の『ガルム・ウォーズ』公式Facebookで紹介されているのはコルンバ属の空母キアクラ。ここに記されている通り、映画館で展示されているフィギュアは、CGモデリング用に制作された模型ということである。
 関連リンクに掲載したように、これらのモデルは、以前東京八王子市夢美術館の押井守展で出品されていた『G.R.M』当時に作られた模型のようである。

"巨人 聖なる森 「ドゥアル・グルンド」の番人"
 まず掲載するのは、僕が本業の東京出張の帰りに、新宿バルト9に寄って撮ってきた『ガルム・ウォーズ』の「巨人」。
 フォルムもディテールも素晴らしい迫力。写真だけでは分かりにくいと思うが、冒頭下の中央、巨人の右半身アップで顕著なように、微細で密集した造形が施され、わずか60cmほどの大きさの像がとても巨大な存在に見える。

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"ブリガ属主力巡洋艦「ロスメルタ」"
 こちらは、僕が映画を観た109シネマズ名古屋のロビーに展示されてたブリガ属の主力巡洋艦「ロスメルタ」の写真。
 全長70cmほどの板金(?)で作られた模型は、まるで鯨と烏賊を融合したような生物的な肢体の無骨な艦である。こちらは巨人ほどの微細なディテールではないが、砲塔等が丁寧に作られ、そして何よりもその生物的フォルムが素晴らしい。
 CGの琥珀色の表現も良かったが、これらの模型を使った実写特撮も観てみたかったと溜息をつきつつ、映画館で凝視してしまった。

 こちらは3Dハンディカムで立体映像も抑えたので、いずれ何処かで紹介します(^^)。その場にガルムの戦場が現れたようにリアルです(^^)。

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・当Blog関連記事
 ■八王子市夢美術館「押井守と映像の魔術師たち」 『ガルム戦記 G.R.M. THE RECORD OF GARM WAR』 
 2010年に東京でひっそりと展示された『G.R.M』のフィギュアについてのレポート。ひっそり、というのは権利関係からかこの展示物については図録等に掲載されず会場では写真も撮れず、その全貌は記憶とメモに留めるしかなかったため。当時、スケッチした僕の稚拙な絵もリンク先に恥ずかしながら掲載。
 ■感想 ノンフィクションW さらば愛する日本よ~密着・押井守の世界挑戦800日~(『GARM WARS The Last Druid : ガルム・ウォーズ ザ・ラスト・ドルイド』メイキング)
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