■感想 佐藤信介監督『アイアムアヒーロー』
佐藤信介監督『アイアムアヒーロー』録画初見。
先日の『サバイバルファミリー』に続き、世界(というか日本)終末もの。予算は矢口作に比べて、ヒトケタくらい上な感じ。ZQN(ゾキュンと名付けられたゾンビ)のメイキャップや街の崩壊ぶりのスケールが大きい。
そして、ゾンビ物として出色は、特に冒頭の主人公の恋人の描写とそれに続く街の描写。アパートのドアから主人公の覗く部屋の光景、造形、動きともに素晴しい。
その後の車が絡むアクションシーンと、藤原カクセイ氏の特殊メイク・特殊造形の完成度の高さで、迫力の映像となっている。まさに海外に並ぶゾンビ映画の誕生である。
クライマックスはライフルによる大殺戮。いろいろと工夫され見せ場も多く堪能できるが、人体崩壊描写を観るのが得意でない僕はもう満腹を通り越した状態にw。
というわけで、ゾンビ映画としての完成度の高さはよくわかったのですが、趣味の問題で、僕は『サバイバルファミリー』派です(^^;)。
でも『アイアムアヒーロー』の続篇、激しく観たいです。
◆関連リンク
・アイアムアヒーロー - Wikipedia
・『 アイアムアヒーロー 豪華版 [Blu-ray] 』
"ドキュメント「アイアムアヒーロー」
佐藤監督はじめ、制作スタッフの撮り下ろしインタビューを収録した
スペシャルメイキング映像!"
このメイキング、観てみたいものです。
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