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2017.06.07

■情報 NASAの木星探査機ジュノーの最新映像 と ムンクの関係

Jupiter: Juno Perijove 06 from Sean Doran on Vimeo
 木星探査機ジュノーの成果、ネットで紹介が進んでいる。特に素晴らしかったのが上の動画。一番インパクトのあるのが、南極の青い渦の映像。これは従来の木星のブラウン系のイメージに対して、木星の新しい姿を映し出した貴重な映像であると思う。
 そしてこれら映像から僕が思い浮かべたのが、エドヴァルド・ムンクの絵画。
 主にこの南極の青い渦が影響していると思うが、いくつかGoogle画像検索により、このイメージにつながるムンクの作品を探してみた。

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Edvard Munch (1863-1944), Under the Stars, 1900-05.

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By the Deathbed (Fever) I, 1915 - Edvard Munch

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The Oak Edvard Munch - 1906
 これら絵画を観ていると、まるでノルウェーの地に木星と繋がった回廊が存在し、ムンクはそこを通って木星の光のもとで絵を描いていたようだ。
 上に引用した"By the Deathbed"という絵の一番右の男などはまさに木星人と言ってもいい様な、ジュノーがとらえた木星の光を受けて生きている様な雰囲気がある。

◆関連リンク
・01:最新情報 | NASAの木星探査機ジュノーの最新画像と情報を翻訳

・2017.05.26:ここまでわかった!最新の木星像 | NASAの木星探査機ジュノーの最新画像と情報を翻訳.

"NASAの木星探査機ジュノーが32,000マイル(52,000キロメートル)の高度から見た木星の南極です。特徴的な直径最大600マイル(1,000キロメートル)の楕円形のものはサイクロンです。 ジュノーカムで3つの別々の軌道上から撮影した複数の画像から昼光、色彩補正、および立体投影の画像処理により全体像を表示しました。"

・当ブログ記事
 ■情報 NASA木星探査機 ジュノー、2016年7/4に木星軌道到達 ! : NASA Juno Jupiter Mission
 ジュノーの詳細についてはこちらで一度記事にしました。

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コメント

お久しぶりです。
赤外線はクジラの鳴き声の周波数でうねっているのでしょうか(^^)?

ところで「マ」の意味がわからず先日から悩み中w。

投稿: BP(明日からマのつく自営業さんへ) | 2017.06.10 08:02

おおムンク。ナショジオはゴッホ似としていましたが、むしろムンク。これがもしミロ似だったら創造の神に相当な悪ふざけがありそうなものですが、ムンクでよかった。
木星は、中心で核融合こそ起こっていないもののみずから赤外線領域で"光って"いると、むかしアシモフで読みました。この距離なら赤外線による叫びが聞こえてきそうです。
そして背景音楽がやっぱりリゲティ。どこかに石板が写ってるんじゃないかと。

投稿: 明日からマのつく自営業 | 2017.06.08 10:31

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