■情報 Google 高解像度 VR用有機ELパネル
Google Earth VR — Bringing the whole wide world to virtual reality - YouTube
Google VR(公式HP)
最初のリンクは、Google Earth VRの動画であるが、今回ご紹介するのはGoogleが用意しているVRゴーグルのデバイスについて。
グーグルとLG、5月に高解像度のVR用有機ELパネルを発表か | Mogura VR - 国内外のVR/AR/MR最新情報
" この講演で発表されるディスプレイは、ピクセル数が18メガピクセル、サイズは4.3インチ、画素密度は1443ppi、リフレッシュレートは120Hzを実現するディスプレイであることが明らかになっています。最終的な解像度は不明ですが、有機ELの専門サイトであるOLED Infoによれば、解像度としては5500×3000程度を実現できる性能とされています。
現行のVRヘッドセットを遥かに超えるVRヘッドセットの実現
2018年現在、多くのVRヘッドセットの解像度は片目1K程度の解像度です。2017年末から2018年前半にかけて登場しているWindows MRヘッドセットのOdyssey(サムスン製、国内未発売)や、HTCのVive Proでも、片目の解像度は1440×1600ということを考えると、グーグルとLGのディスプレイはその数倍の解像度のVR体験を実現する可能性があります。"
Googleが1443ppiで120Hz駆動の4.3型VR用OLEDディスプレイを5月に発表見込み - Engadget 日本版.
"1443ppiという数字がすぐにイメージできませんが、GoogleのPixel 2が441ppi、Galaxy Note8で515ppi、iPhone Xが458ppiと考えれば、3倍近く高精細だとわかります。なお、VR用ではVIVE PROがディスプレイ1枚あたり3.5インチ 615ppiとなっています。"
解像度が18Mピクセルということで、何とそれは他に比べて4〜9倍という高精細なものになっている(下のグラフ参照)。PS VRを試してみた時に、2.1Mピクセルということで画像がまだ荒いと感じたのであるが、それに対して約9倍というのは、相当にリアル感を補填できるのではないか。リフレッシュレートは、PS VRと同じ120Hz、VIVEの90Hzと比べると高いレートで、解像度とレスポンスが期待できそうである。
◆関連リンク
・Google and LGD developed a 1443 PPI 4.3" 120Hz VR AMOLED display | OLED-Info
"The new Google-designed display is a 4.3" 18Mp (1443 PPI, probably around 5500x3000 resolution) VR display featuring a refresh rate of 120 Hz. This will be the highest-density OLED display ever (not counting OLED-on-silicon microdisplays). Current VR AMOLEDs in production reach only about 600 PPI."
こちらが元記事。
・視力1.0のVR世界 70メガピクセルで実現する超高解像度のVR | Mogura VR - 国内外のVR/AR/MR最新情報.
"Varjo社はフィンランドのヘルシンキに拠点を置くスタートアップ企業です。同社はVRやMRといったいわゆるXR分野向けに画素数が70メガピクセルのディスプレイシステムを開発しています。これは現在市販されているOculus RiftやHTC Viveの約1.2メガピクセルと比べると圧倒的な高解像度ディスプレイです。チームメンバーの出身はマイクロソフト、インテル、NVIDIAやノキアといった会社から集まっており、8ヶ月前から独自の技術を開発し「20/20」と呼ばれるプロジェクトに取り組んでいます。(20/20は欧米で視力の程度を表わす表記、20/20は視力1.0と同じ。)"
◆当ブログ関連記事
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