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2018.11.05

■予告篇 郭帆 : Frant Gwo監督『流浪地球 : The Wandering Earth』


2018中国科幻电影《流浪地球》“The Wandering Earth”片花 - YouTube

"站長超級期待的中國大陸首部科幻大片 《流浪地球》首款電影海報發布!
本片改編自大陸科幻小說名家劉慈欣同名小說,吳京參與本片演出,中國大陸將於2019年2月5日大年初一上映。
劇情描寫太陽即將毀滅,人類在地球表面建造出巨大的推進器,尋找新家園。然而宇宙之路危機四伏,為了拯救地球,為了人類能在漫長的2500年後抵達新的家園,流浪地球時代的年輕人挺身而出,展開爭分奪秒的生死之戰。"

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 Facebookで教えていただいた中国のSF大作映画『流浪地球』。予告篇がまさに大作SF映画の香りで、これは期待できます。
 そしてあらすじからうかがえるのは、まるで『妖星ゴラス』のような地球に巨大な推進器を付けて、地球が宇宙を放浪する様。そんなストーリーを映画大国中国の総合力で描かれるかと思うとワクワクします。右のポスターもなんだか質感がいい感じです。

 以下にあらすじが日本語で書いてあるページが見つかりました。 噴射ノズル、まさに『妖星ゴラス』のようです(^^)

さまよえる地球 | 中国のSFを読もう!.

"太陽が数百年以内にヘリウム・フラッシュ(大爆発)を起こして赤色巨星化することが判明したので,地球ごとプロキシマ・ケンタウリまで逃げようという話である.映画『妖星ゴラス』に出てきたような巨大エンジンを作って逃げるのだ.木星でフライバイするときには空が木星に覆いつくされる.このイメージが素晴らしい."

 リンク先には、もう少しあらすじが詳しく書かれていますので、ご興味のある方はクリックして読んでみてください。

劉慈欣 - Wikipedia.

"さまよえる地球(原題:流浪地球) - 『S-Fマガジン』2008年9月号、訳:阿部敦子     初出:『科幻世界』2000年12号。第12回銀河賞特等賞[3]。"

 そして原作のSFは、既にSFマガジンに訳出されているとのこと。
 映画の公開まで(日本では果たして公開されるのか!?)、まずは原作を読んで楽しみに待つことにしましょう。

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 というわけで原作、劉慈欣「さまよえる地球」、SFマガジンをヤフオクで入手して読了。
 地球に推力150億トン、高さ1万1千mの重元素核融合エンジンが数万機建造され、太陽と木星を使ったフライバイで、赤色巨星になることが予想された太陽からの離脱を計る雄大な物語。

 15回の楕円軌道での太陽系内流浪、その際の灼熱と極寒の地球の文明の変化、太陽と木星のフライバイの雄大な描写、小惑星帯通過時に反物質爆弾で小惑星を破壊する宇宙艦隊等、映画的に映えるエピソードが盛り込まれている。
 小説としては32ページと短く粗筋的にみえないこともないけれど、ジュビナイル的なストレートなストーリーに好感。(イラストがもろ児童書ぽくって笑いますが…)
映画が楽しみです。予告篇を観るとかなり原作に忠実に作られてそう。


《流浪地球》预告分析,地球将成为诺亚方舟引领人类走向希望 - YouTube
 もう少し長い予告編です。

◆関連リンク
流浪地球(2018年郭帆执导中国电影)_百度百科.

"上映时间     2019年2月5日"

 中国での上映は、19年2/5からのようです。日本公開も待たれます。

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