■感想 トラヴィス・ナイト監督『バンブルビー』
トラヴィス・ナイト監督『バンブルビー 』IMAX 3D@109シネマズ名古屋、3本目のレーザーIMAXで鑑賞。
主人公とバンブルビーの成長物語として、とても気持ちの良い作品。物語はトランスフォーマーと人類の出会いでバンブルビーが人間と関わる話なので、どこか第1作を思い出させる。
トラヴィス・ナイト監督、あのライカのCEOで、『コララインとボタンの魔女』のリードアニメーター、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』の監督等、的確な人物描写でファンタジー作品を作り上げてきた手腕は、この初実写作品でも健在で、荒唐無稽のオモチャ的世界であるトランスフォーマーワールドを、アメリカの80年代にうまく着地させ、地に足のついた物語として描き出している。
そして3D映像がとても良かった。
人間とバンブルビー の大きさの差が適度で、両者がワンカットに収まるショットの立体感が素晴らしい。いくつもその臨場感にため息をつくシーンがあった。
3本目のレーザーIMAX、今回はいつもの前から1,2列目(E,F列)でなく、5列目(I列)で観たのだけれど、音響は今まで以上に良かった。この辺りに音空間はチューニングされてるんでしょうね。巨大金属体のぶつかり合う硬質音が素晴らしい臨場感。今度からこの辺りの席かな(^^)。
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