■感想 アンナ・ボーデン&ライアン・フレック監督『キャプテン・マーベル』 3D
アンナ・ボーデン&ライアン・フレック監督『キャプテン・マーベル』 3D @109シネマ名古屋、IMAXレーザーで観てきました。
エキサイティングなマーベル・シネマティック・ユニバースは今回も健在、素晴らしいエンタテインメントを見せてくれます。
ネタバレするのはまずいので、ぼんやりと書きますが、クライマックスへ向けての結構が今回も素晴らしい。主人公の成長度合いとしては、今作、MCUの中でも屈指かも。それだけにラストへの盛り上がりカーブが急峻で観ていて気持ち良い。
映像について言うと、今回の3Dコンバージョンは、STEREO DとLEGEND 3Dの2社がクレジットされていたけれど、冒頭の宇宙シーンでの宇宙機の立体視映像が、ミニチュア然として、いささかリアリティに欠ける描写だった。何が良くないのかわからないけれど、そうしたシーンが前半特に目立って、そこは残念。

とは言え、迫力のCG映像はいつもながら素晴らしくシャープで、物語と相まって満腹感は保証されています。3Dのイマイチ感なぞ映画全体のほんの微かな瑕疵に過ぎず、映画の総合芸術感にため息を付いて、劇場を後にしました。
前回、初IMAXレーザーは『スパイダーバース』だったので、実写作品は今回初めてだったけれど、以前のMCUと比べて映像の鮮明度が上がった感覚はほとんどなし。やはり凄いといっても、たぶん劇場で開幕後示されるIMAXレーザーの画像が鮮明だというCM映像と同様に、横に並べて見比べないとわからないレベルの違いかもしれない(^^)。
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コメント
名無しSFXさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ブリー・ラーソン、僕も最初はちょっとイマイチな印象でした。確かにケイト・ブランシェットの強さは圧倒的でした。さらにDCのワンダーウーマンのガル・ガドットも素晴らしいですから、、どうしても比較すると、、、、。
ただクライマックスの能力覚醒はとても良かったと思います。
おっしゃる通り、『エンド・ゲーム』が待ちきれませんね(^^;)。
投稿: BP(名無しSFXさんへ) | 2019.03.28 09:30
お久しぶりにコメント書かせてもらいます!
当作、僕はダメでした…
MCU大好きなのですけど、当作に乗れなかった一番のポイントは主演のブリー・ラーソン。
かなりトレーニングを積んだみたいですが、格闘シーンでの姿勢・体重の乗せ方が素人丸出しなのにバッタバタと敵をなぎ倒す違和感…、”圧倒的な強さ”がどうしても感じ取れなくて引いてしまいました。(そこらへん演出の問題も有りますが…)
比べて「ソー3」のケイト・ブランシェットからは圧倒的な強さが滲み出てましたね~
”笑い”に関しても「ソー3」の方がツボでした。
とにもかくにも「エンドゲーム」に期待です!!
投稿: 名無しSFX | 2019.03.27 12:51