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2019.04.24

■感想 「歌川国芳の時代」展 @ 恵那市 中山道広重美術館

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「歌川国芳の時代」展@恵那市 中山道広重美術館

 "2019年4月4日(木曜日)から6月9日(日曜日)
 前期…4月4日(木曜日)から5月6日(月曜・振替休日)
 後期…5月10日(金曜日)から6月9日(日曜日)"

 今年二度目の歌川国芳を恵那市で見てきた。今回は、奇想画ではなく、中山道の宿場町を描いたもの。伏見とか美濃加茂とか知った町の絵があるのも嬉しい。と言いつつ、絵の内容はほとんど連想ゲームで例えば伏見は同じ町の名の京都伏見を描いたもので、なんら岐阜の町とは関係がない。

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 この中山道広重美術館、一般客がその場で浮世絵体験できるのが楽しい。生まれて初めての浮世絵 制作体験してきました。
 写真の左右の二枚が、僕が刷り師として仕上げたもの。バレンというものを小学校以来で使った気がする(^^)。本物の浮世絵と違い、プラスティックの刷り板に絵があらかじめ掘られていて、そこに色インクを自分で付けて、多重刷りをするというもの。

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 その一連の工程をできるのが4作分あり、そのうちの2作を試してみました。
 一枚づつ紙の位置を合わせて、バレンで紙の上から刷りつけると上記のような絵が、僕のような初心者にも刷れるようになっているわけ。
 子供でもできるため、体験としてはなかなかいいものだと思います。

 できることなら、次ぎは奇想画を刷ってみたいものです。

 最後の写真の右の装置は、AR展示。
 一人づつこの装置を覗くと、この装置の前にディスプレイされた江戸の町と浮世絵の上に、ARで江戸の人々が映し出されるというわけ。
 極めてシンプルな展示ですが、なかなか面白いものでした。やはりこうした方向のものは、かなり広大な未来の展望がありそうです。

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