■感想 「シド・ミード展 未来のリハーサル」@アーツ千代田3331
" 2019.4/27(sat)▶5/19(sun) アーツ千代田3331 "
ゴールデンウィークの東京で、4/27(土) シド・ミード展に行ってきました。この日は全く待ち時間なく入れて、まあゆったり見られたのですが(それでもリンチ展の数十倍の観客w)、次の日からは数時間待ちとか大変だったようです。
展示作品リストにあるように、150点の作品が展示され、なかなかの圧巻の鑑賞体験でした。
かつてスターログで初めてシド・ミードの絵を眼にしてから、すでに数十年、彼が幻視した未来に我々は住んでいるわけですが、今見ても古びていない未来描写にため息ばかりの鑑賞でした。
アーツ千代田3331は、視野しんのように学校をリノベーションした美術館で、小さく写っていますが、シド・ミード展の隣では「神田祭の元年」展が開催されており、御輿とミードの未来透視力の対比がまたいい味を出していました(^^)。
OBLAGON AR
スマホにアプリを入れて、ARでCG化されたミード造形物に近づいて、いろんな角度から観られるのも面白かった。
写真のようなイラストにアプリOBLAGON AR を入れて、 スマホを絵に向けると、その絵に上書きされてミードの制作過程の下絵であるとか、絵を3D-CG化して、観客が回り込んで絵の中の構造物やメカをいろんな角度から見られるような映像が現れる。
この趣向は美術の展示会では初めてだったけれど、なかなか素晴らしい、いろんな可能性のある展示形態かと思う。今後の進化が楽しみです。
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