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2019.07.24

■情報 「加藤泉-LIKE A ROLLING SNOWBALL」展

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左から「無題」2008年 原美術館蔵 Photo: Ikuhiro Watanabe、「無題」2019年 Photo: Kei Okano、「無題」2018年 Photo: Yusuke Sato、「無題」高橋龍太郎コレクション蔵 Photo: Tsuyoshi Saito

「加藤泉-LIKE A ROLLING SNOWBALL」 (原美術館公式)

”ハラ ミュージアム アーク(群⾺県渋川市)2019年7月13日[土]〜2020年1月13日[月・祝]
原美術館(東京都品川区) 2019年8月10日[土]~2020年1月13日[月・祝]

東京の美術館としては初の⼤規模個展となる原美術館では、新作の絵画、彫刻作品約 30 点を、元々は個⼈邸宅として建てられた独特の建築空間と対話するように展⽰します。吹き抜けのギャラリー1 では、加藤泉の新たな試みの⼀つである、⼤判のファブリックを⽤いたインスタレーションがお⽬⾒えします。ほか全館で絵画や彫刻など最新作約 30 点を展観、ストローク跡も⽣々しい加藤による表現世界の現在が出現します。

別館のハラ ミュージアム アークでは、作家秘蔵の未発表作品も交え、代表作を中⼼に約 100 点にのぼる圧倒的なスケールの作品群でこれまでの活動を振り返ります。初期作品から近作まで、未発表作品を含む約 100 点によって、作家の四半世紀にわたる活動を網羅的に紹介します。加藤の作品に登場する⼈のような形は、1990 年代半ばの彼の絵画作品に既に⾒ることができます。 初期から現在に⾄る代表作がハラ ミュージアム アークの開放的でシンメトリーな空間で⼀堂に会することによって、このモチーフが、素材と技法の幅を広げながらどのように展開されてきたのか、その変奏の過程をたどることができるでしょう。

また、⾼さ 13 メートルのメインギャラリーでは、代表的な⼤型の⽊彫作品を中⼼に、ソフトビニールや⽯を ⽤いた⼤⼩様々な彫刻作品の共演が予定されています。"

 群馬と東京で、加藤泉の作品 約140点が一堂に見られる大々的な個展が開かれている。
 なんとも言えない魅力的な/プリミティブな迫力に満ちた加藤泉作品をたっぷりと堪能できるということでこれは、是非とも行かなくてはと思う。
 
 僕が加藤泉作品を観たのは、いくつかのグループ展 (例えば「みんな、うちのコレクションです」展 @ 原美術館 (2016)) と、個展(と二人展)では 加藤 泉『はるかなる視線』展 @ アートスペースSix(2011) 『この世界に生きている – 加藤泉 × 陳飛 : LIVING IN FIGURES IZUMI KATO × CHEN FEI』展(2016) だけであるので、今回のこの機会はとても貴重で楽しみ。

 群馬県渋川市、調べてみると、東京から新幹線を使っても2時間あまりかかる。これは1日ではふたつは回れないですね。どうしよう、、(^^;)

◆関連リンク
加藤泉の全貌。ハラ ミュージアム アークで加藤泉の個展「LIKE A ROLLING SNOWBALL」を見る (美術手帖) 

"本展では、1994年から2019年のあいだに制作された143点もの作品が、3つのギャラリーと特別展示室「觀海庵(かんかいあん)」の4つで展示される。"

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