■感想 「小松美羽展 DIVINE SPIRIT 〜神獣の世界〜」@ 一宮市三岸節子記念美術館
「小松美羽展 DIVINE SPIRIT 〜神獣の世界〜」@ 一宮市三岸節子記念美術館 で観てきた。迫力のある幻獣たちに圧倒されました。
画風としては、主には上の写真の2枚に代表されるようだ。右が初期の作品で黒を見事に使ったダイナミックな画風。
そして左が最近の作品で、鮮やかな絵の具のタッチにより極彩色の幻獣がキャンバスに所狭しと描かれている。
開催初日にあったライブペイントの様子が動画で展示されていた(右)。そして出来上がった作品が左の写真。
これはライブペインティングに是非とも観に行くべきでした。近くなのに行けなかったのが残念でなりません。
動画では、作品と同じで、ダイナミックに絵の具をぶん投げながらキャンバスと戦う作家の姿が観られます。生の迫力が想像できるというものです。
屏風のように横広に会場狭しと飾られた巨大な絵画作品と、彫像作品。
この幻想味はまるで異世界の生物か、悪魔の姿を幻視して描いたもののようで、何か気配のようなものが会場に漂ってきます。
小松美羽さんのVR作品「祈祷=INORI」がヴェネツィア国際映画祭VR部門コンペティション作品に
"「祈祷=INORI」は、日本の現代アーティスト小松美羽 氏と、世界でバーチャルリアリティの先駆者HTC CORPORATION、台湾の著名音楽プロデューサーKay Huang(黃韻玲)の三者によって共同製作されたVRインタラクティブ作品です。
作品は、没入型デジタル環境(システム)を通し、小松美羽氏のインスピレーションが形成する精神の過程が可視化されています。
彼女のシグネチャーともいえる「見えない世界の神獣たち」が色彩豊かに生き生きと動き、跳ね、そして体験者は神獣に導かれ、小松美羽氏のインスピレーションが形成する精神世界へと誘われます"
またヴェネツィアビエンナーレで公開されているVR作品。何とか観る手はないでしょうか。
ネットのプレス写真を観ると、幻獣を立体ペインティングした作品でもあるようです!HTCとのコラボとのことで、VIVEのサイトで見られるようになるのを期待したいです。
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