■感想 リドリー・スコット監督『ブレードランナー ファイナル・カット』IMAX上映
IMAXで伝説を体感!『ブレードランナー ファイナル・カット』
リドリー・スコット『ブレードランナー』、作られた時には、遥か37年後の未来だった2019年にIMAXレーザー@ 109シネマズ名古屋にて、2度目の劇場鑑賞。
まず素晴らしい音響で奏でられるヴァン・ゲリスの音楽に震えます。そして酸性雨ふるロサンゼルスの雑踏に紛れ込む音の臨場感。
もう何度も観ているこの映画だけれど、大画面での鑑賞は改めて、“映画”としての『ブレードランナー』を体感させてくれる。何度観ても「メモリーズ オブ グリーン」を背景に描かれるレイチェルの哀愁は素晴らしい。
Vangelis - Memories of Green
「メモリーズ オブ グリーン」はリンク先の名曲です。
今回、レイチェルが髪を解くシーンで、クリムトの描く女性の顔を想起したのですが、そう見えたのは、先日豊田市美術館で「クリムト展」を観たからでしょうか…。
クリムトはともかく、名画に匹敵するシーンであることは間違いありません。IMAXの大画面に描かれる、映像に定着された名画。
◆ 『ブレードランナー』とクリムト
海外のサイトでブレードランナーからクリムトの絵を想起したと書いてる人がいました。
"Re-watched Blade Runner recently. An all time favorite film. This time certain scenes made me think of art."
画像、左がレイチェル。右がクリムトの"Pale Face (Blasses Gesicht)" 1907。
リドリー・スコットが意識していたかどうか、聞いてみたいものです。
◆ 4K IMAXがお薦めです。
帰ってきて、2K版を家の4Kテレビで観てみると、圧倒的にIMAX 4Kの鮮明さがわかりました。
2Kは粒状感とぼやけた感じ、4Kはくっきりでデッカードの服の質感、レイチェルの顔、セバスチャンの肌の具合、街の細部等、全然違ってました。
日本全国版 IMAX® & Dolby Cinema®&Dolby Atmos®シアター情報 (ひろぶろぐ さん)
以下引用
“「グランドシネマサンシャイン池袋」現時点では日本最強のIMAX
・4K IMAX®レーザー/GTテクノロジー(4Kツインレーザープロジェクター)
・25.8× 18.9 mの巨大スクリーン
・12.1chサラウンドシステム
「109シネマズ 大阪エキスポシティ」
・4K IMAX®レーザー/GTテクノロジー(4Kツインレーザープロジェクター)
・26m×18mの巨大スクリーン
・アスペクト比 1.43:1
・12.1chサラウンドシステム
次に良いIMAXシアターは
・4Kレーザープロジェクター
・12chリアルサウンド
を備えた「TOHOシネマズ日比谷」「TOHOシネマズ新宿」「109シネマズ二子玉川」「109シネマズ川崎」「シネマサンシャインららぽーと沼津」「109シネマズ名古屋」「TOHOシネマズなんば (本館)」「109シネマズ菖蒲」「ユナイテッド・シネマ浦添」
他のIMAXは、2K (ハイビジョン)”
IMAXでも上記劇場以外では2K上映なので、4Kでの鑑賞をお薦めします。
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