■情報 アダム・オリーハ,ジャン・ダーヘル監督 ヤン・シュヴァンクマイエル ドキュメンタリー映画『錬金炉 アタノール』The Alchemical Furnace
Czech maestro Jan Švankmajer steps in front of the camera in The Alchemical Furnace :
チェコの巨匠ヤン・シュヴァンクマイエルが錬金術炉のカメラの前に立つ
(巨匠ヤン・シュヴァンクマイエルの一生を網羅する新しいドキュメンタリー映画『錬金炉 アタノール』、いよいよ完成へ。(Facebook チェコ蔵さん)経由)
" Adam Oľhaと『蟲』のエディターのJan Daňhelが監督した。カレル・チャペック原作のシュヴァンクマイエル監督作『蟲』の制作メイキングであり、そのメイキング撮影途中で、シュヴァンクマイエルの長篇ドキュメンタリーを撮るというアイディアに発展したもの。
1990年代初頭からシュヴァンクマイエルの映画が独占的に制作された制作会社アタノール (ルネッサンス時代の錬金術炉の名前)での生活と創造プロセスを記録しています。
シュヴァンクマイエルがドキュメンタリーの唯一の主題ではありません。この映画はまた、彼の長年のプロデューサー(彼の展覧会を含む)アタノールのヤロミール・カリスタと 、シュヴァンクマイエルの作品に影響を与えたエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァを中心に展開しています。 しかし、監督は、この作品は「現代の最も重要で国際的に認められた監督の一人の複雑な絵」を描く「生きている状況映画」であると言っています。
錬金術の炉は、シュヴァンクマイエルの映画制作のマニフェストである「デカローグ」を中心に構成されています。これには「詩の形式は1つしかないことを忘れないでください。 想像力は破壊的です。なぜなら、それは可能性を現実に落とし込むからです」と書かれている。 オハとダーヘルは、「私たちの映画はこのデカローグとの対話であり、創造のプロセス、恒久的なゲーム、そして「現実に対する可能性」という意味での、終わりのない解放プロセスをテーマにしています」と言っている。
世界初演はロッテルダム国際映画祭の 第 49版が間もなく始まる予定です。" (以上、Google翻訳より)
いまだ長篇最後の作品『蟲』の日本一般公開が実現していないシュヴァンクマイエルですが、チェコではこの様なドキュメンタリー映画が完成する様です。上記情報以上の詳細は不明ですが、この記述から、シュヴァンクマイエルとプロデューサーと美術を担当したエヴァ・シュヴァンクマイエロヴァの長年のシュルレアリスム映画をめぐる記録になっている様で、期待です。
ぜひ日本でも、『蟲』の公開と合わせてどこかで上映されることを楽しみに待ちたいと思います。
◆関連リンク
・巨匠ヤン・シュヴァンクマイエルの一生を網羅する新しいドキュメンタリー映画『錬金炉 アタノール』、いよいよ完成へ。 (Facebook チェコ蔵さん)
こちらにペトル・ホリーさんが撮られた撮影風景の写真が9枚掲載されています。
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