■感想 ロバート・ロドリゲス監督『アリータ: バトル・エンジェル』 ジェームズ・キャメロン,レータ・カログリディス脚本
Alita: Battle Angel | Bonus Feature: From Manga to Screen | 20th Century FOX
ロバート・ロドリゲス監督、ジェームズ・キャメロン,レータ・カログリディス脚本『アリータ: バトル・エンジェル』WOWOW録画初見。
街やサイボーグのビジュアル等、なかなか素晴らしいシーンを描き出している。前半、ストーリー展開も緊迫感があり盛り上がったのだけれど、途中から失速している様に思ったのは僕だけだろうか。全体では好きな映画だったけれど、ジェームズ・キャメロンの脚本がもう少し練りこまれていたら、、と。
特に中盤と終盤の主人公アリータが好意を寄せる動物と人物のキャラクターの扱い。主人公の行動がこの二人に対して能動的でないのが残念でならなかった。あのシーンを上手く描けていたら、主人公のヒーロー性が上がっていて良かったのに、と。
あとこのストーリーの流れをどうしてこの人物が知っているんだ、ってシーンもいくつかあって気になってしまった。ストーリーを追っている観客は知っていても、この登場人物が何故このことを知っているんだ、と疑問を持つ様なセリフを言うところが幾つかあった。こういうのは興醒めですね。キャメロン作品では決してこういうミスはないのだけれど、、、。
SFXや美術が素晴らしいだけに、残念でした。
まあまあのヒットの様だから、面白い作品なだけに、続篇に期待したいものです。
そういえば、久々に観たジェニファー・コネリーが49歳とのことだけれど、美貌とスタイルが衰えていなくて感心。あれはCGIが活躍しているか、それともご本人の鍛錬の賜物なのでしょうかw。
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