■感想 アリ・アッバシ監督『ボーダー 二つの世界』
しばらく更新が途絶えてしまいましたが、今年もボチボチやっていきますので、宜しくお願いします。
元旦に、2021年の初映画を何にしようか迷って、WOWOW録画ディスクから選んだ、アリ・アッバシ監督、2018年スウェーデンのファンタジー?映画『ボーダー 二つの世界』。
全く事前情報なしで観たんですが、前半不穏な展開に全然先が読めず、意外なところへ連れて行かれる感が半端でない。
これは思ってもいなかった映画で、年明けに当たりでした。後味の悪さも、大袈裟に言えば人類の常識を直撃するが故、自分の価値観を揺さぶってなかなかの衝撃です。
ボカシが酷くて、想像力で補ったんですが、ある意味、設定は違うけれど「ノンマルトの使者」なんかもこのテイストを導入したら凄まじい傑作になるのかもしれない。
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