■感想 フョードル・ボンダルチュク監督『アトラクション 制圧』『アトラクション 侵略』
フョードル・ボンダルチュク監督のロシアSF映画『アトラクション 制圧』『アトラクション 侵略』WOWOW録画見。
SFXはなかなかの本格派でハリウッド大作レベルの出来でなかなか眼の保養になりましたw。少しストーリーは大味でご都合主義なのは残念だけれど、そこは脳内補完して楽しめました(^^)。
『制圧』は冒頭の宇宙船落下から生物的強化スーツ等、素晴らしくゴージャス。そして『侵略』は主演女優 イリーナ・スタルシェンバウムの可憐な強さとラストの寂寞感にかぶさるビリー・アイリッシュ「I Love You」がピッタリで痺れました。
あと『制圧』冒頭で中国で17世紀に30万人が死んだ隕石落下事故について触れられるシーンがあるのだけれど、全く知らなかったのでググってみたら、どうやら「王恭廠大爆発」という事件らしい。「爆発範囲は半径750m、面積2.25㎢に及び、2万人以上の死者を出した。 天然ガス爆発説、隕石落下説、隠れた火山からマグマが噴出した説」ということで原因不明の爆発事件らしい。これも想像力をかき立てられますね。
ロシアのSF映画らしくない、ハリウッドエンタメ系狙いで肩の力を抜いて楽しめるSFアドベンチャーでした。
にしても$6.3, $14.8 millionでここまでの大作ができてしまうのってロシアは映画制作費安いんですね。
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・千古謎團!明朝「王恭廠大爆炸」秒殺2萬人
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