■感想 レジス・ロワンサル監督『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
Sara Bareilles What The World Needs Now 2016 Macy’s Fourth of July Fireworks Spectacular
レジス・ロワンサル監督『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』W座録画初見。
実は全くの白紙で観たのですが、当初考えていた文学ものかと思っていたら、その部分の比重は小さく、ミステリーでした。
ダン・ブラウンの小説『インフェルノ』出版の際、出版元が著者同意のもと、各国翻訳家を地下室に隔離して翻訳を行なったとの実話をベースにしたということだけれど、確かに予想外の展開でなかなか見せてくれました。
ただ、どうも色々と腑に落ちない展開があり、ラストはなかなか意外なのですが、どうもすっきりとしないエンディングでした。ネタはなかなか面白いので、途中のサスペンスを生み出すための無理を省いて、ラストを最大限に活かすミステリーとして一本筋を通したら、傑作になったかも。
リンク先は、今日は予告篇をやめて、本篇で印象的に使われていた楽曲"What The World Needs Now"を引用しておきます。
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