■情報 「高山良策展 空想する闇と光」 足利市立美術館
高山良策展 空想する闇と光 足利市立美術館所蔵品による
"2021年8月21日(土)~10月10日(日)
開館時間:午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:月曜日(ただし9月20日は開館)、9月21日(火)、9月24日(金)
観覧料:一般710(560)円、高校・大学生500(400)円、中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
主催:足利市立美術館
協力:公益財団法人足利市みどりと文化・スポーツ財団、一般財団法人おもい・つむぎ財団
高山良策(1917-1982)は、青年期に影響を受けた、空想の世界などを克明に描くシュルレアリスムの手法をもとに、絵画や立体作品の制作を生涯にわたって続けました。戦後復興期の、社会の歪みや闇の部分を題材にした作品から、その後の、より自由な空想に身をゆだねたものまで、闇と希望が交錯するような独特の表現活動を、足利市立美術館が所蔵する約700点から厳選した作品によって紹介します。"
『ウルトラマン』他の怪獣造形で有名な高山良策さんのシュルレアリスム絵画展。
足利市立美術館公式HPに掲載された上記の絵画は、いずれも僕は初めて観るのだけれど、これら幻想的な雰囲気の絵画作品が以下リストによると178点が展示されているということです。
怪獣体験を幼児期に衝撃的に受けた我々世代は、怪獣から絵画的な世界の見方、シュルレアリスムを原体験に焼き付けられた世代なのかもしれないですが、その原初体験のさらにルーツに触れることができるこの機会、とても貴重かと思います。
残念ながらコロナ禍で栃木県までは行くことができないですが、足利市美術館の収蔵品とのことなので、いつの日か、観に行ってみたいものです。
高山良策 展 空想する闇と光 出品リスト
◆関連リンク 当ブログ関連記事
・感想 成田亨『特撮と怪獣 わが造形美術』『特撮美術論』
"「怪獣とシュルレアリスム」ということでは、成田亨氏の美術監督/デザインを受けて、実際に怪獣を造形物として作った高山良策氏の系譜が重要かもしれない。
日本にシュルレアリスムを紹介した画家 福沢一郎に師事していたシュルレアリスムの作家 高山良策氏。"
・『怪獣のあけぼの』造形家・高山良策を追った実相寺昭雄監修番組
・足利市立美術館で「高山良策展」 約280点の展示で初期から晩年までを回顧
"同展では、同館が所蔵する高山良策の作品700点から約280点を紹介。年代別の構成で制作初期の作品や中国戦線の中で兵士として過ごす中で描いたデッサンから独特な世界観を持つ戦後の作品、最晩年の絶筆までを展示し、高山の生涯を振り返る。絵画に関連する立体作品6点も展示するほか、日記や愛用の画材、仕事で携わった絵本や広告のデザイン、特撮関連のスケッチなども展示する。2021/08/24 14:59"
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