■感想 ディーン・デュボア脚本・監督『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』
First 10 Minutes of HOW TO TRAIN YOUR DRAGON: THE HIDDEN WORLD
冒頭10分がYoutubeに公開されています。
ディーン・デュボア脚本・監督『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』WOWOW録画初見。
これ、前2作に引き続き傑作ですね! シリーズ物にありがちな2,3作目での劣化が見られず、特に映像の素晴らしさに関しては、3作目はさらにパワーアップして、緻密にそして幻想的に見事なバイキングとドラゴンの世界を描いています。
物語については原作にどの程度、寄っているのか知りませんが、2010年から9年に渡り、一貫して脚本と監督を務めたディーン・デュボアの力量なのでしょう。Wiki見ると、批評家の評価も高く、興行成績も世界で500億円越えという素晴らしい成果を出しているみたい。日本では地味な公開だったけれど、幅広く観てもらいたい傑作だと思います。(2019年末の日本公開作を今頃、すみません)
特にバイキングたちの住む島の絶景と、聖地の幻想的な描写は素晴らしい。雲の中の竜たちの飛翔とか海の描写は、宮崎作品へのインスパイアもあるだろうけれど、3D-CGによって絶妙のリアリティと幻想味が表現されていて絶品。宮崎駿はきっと観ていないだろうけれどw、これを観たら自身が3D-CGの進化した現在に若手だったら、、、と嫉妬するレベルでないかと思う(^^;)。
僕は今回、4K録画して2Kプロジェクタ 120インチ画面で2D映画として観たけれど、この飛翔シーンや異世界描写はある意味、『アバター』の現時点でのアップデートでもあるわけで、その真価を体感するためには、本来の3D立体視映画として大画面で是非観てみたいと強く思った。もうこれは海外版しか出ていない3Dブルーレイを購入するしかないですw。
ということで購入しました。まだ鑑賞できていないため、観終わったら改めて立体視レビューを実施します。
・『3D blu-ray』
海外版です。リージョン等、ご確認ください。コメント欄では問題なく日本のブルーレイプレイヤで再生できているようですが、まだ僕も未確認のため、ご自身の判断でお願いします。
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