■感想 堀貴秀監督『Junk Head』
ギレルモ・デル・トロ驚嘆!!映画『JUNK HEAD』予告編
Amazonプライムで公開された堀貴秀監督『Junk Head』、観ました。
異様な世界ですが、キャラクタがだんだん可愛く見えてきて、不可思議な世界に引き込まれますね。皆さんが映画館公開時に絶賛されていたのが良く分かりました。
一人で7年間、コツコツこうした世界を作り続けた堀貴秀監督のイマジネーションの胆力、素晴らしいです。セットとキャラクターの造り込みはもちろん、カメラアングルとかアクションの組立てとか、見事なショットがいっぱいあって、映像の力の込められ方に感動します。
【公式】映画『JUNK HEAD』本編映像解禁!/3/26(金)公開
そしてキャラクターの話す、変な言語が面白いです。声もほぼ監督によるものというところも驚異的。時々日本語が混じるけれど、ねじくれまくった言語感覚が、先に述べた映像の異世界と見事にマッチして、この映画にしか存在しない、独特の世界が立ち上がってきてますね。
この言語とキモ可愛いキャラから作家 酉島伝法氏の描く、やはり唯一無二のSF作品群を何となく想起していました。酉島氏の漢字を使い変容した言語で異世界を描くSF、あのどこにもない世界と堀貴秀監督のイマジネーションはどこか地下世界で通底しているのではないでしょうか。(以下、酉島氏のイラストご参照)
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