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2022年4月

2022.04.06

■写真 岡本太郎「太陽の塔」1/144スケール ソフトビニール製塗装済み完成モデル

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「太陽の塔」1/144スケール ソフトビニール製塗装済み完成モデル(海洋堂 公式)

"・全高500mmの特大サイズの最上位アイテム。
・左右の目はLEDライトで発光。
・黄金の顔は高級感あふれる金メッキ加工。
・ボディーの質感・稲妻を表した前面のコロナ・黒い太陽を忠実に再現。"

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 海洋堂の1/144、我が家にも50cmの太陽の塔がやってきました。3月が誕生日なので自分へのプレゼントです(^^)。

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 猫はやはり箱には興味を示しますが、塔には今一つのようです。まずは玄関の招き猫の隣に鎮座しました。
 今年古道具屋で仕入れた招き猫がでかく、意外と岡本太郎先生が威圧されてますw。

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 ディーテイル、特にコンクリートの塗りのタッチがリアルで、万博記念公園で実物を見上げた時の感動が蘇ります(^^)。

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◆関連リンク
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2022.04.04

■感想 中江裕司 脚本・演出『ふたりのウルトラマン』

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3/26(土)放送NHK BS4K ドラマ「ふたりのウルトラマン」 NHK公式

"ウルトラマンを創った沖縄出身の2人の男たち。金城哲夫と上原正三の知られざる生涯に迫る。ヒーロー誕生の舞台裏や日本復帰前後の沖縄の光と影、夢と挫折を描く人間ドラマ

1972年の沖縄復帰直前、日本全国で大ヒットした特撮ドラマ「ウルトラマンシリーズ」。その初期シリーズには、金城哲夫と上原正三という沖縄出身の若き脚本家が参加していた。アメリカの統治下、沖縄からパスポートを持って上京、20代にして円谷プロのメインライターとして活躍、子どもたちが夢中になる人気番組を創り上げていった。ヒーロー誕生の舞台裏や沖縄の光と影、夢と挫折を描く、沖縄復帰50周年記念の人間ドラマ。"

 中江裕司 脚本・演出『ふたりのウルトラマン』NHK BS-4K録画見。

 前半の上原正三が円谷プロに来てから『マイティジャック』の視聴率不調/『帰ってきたウルトラマン』の脚本1本を最後に金城哲夫が円谷プロを去るところまでは、どっちかというと戯画化された円谷プロ周辺の人々が観ていて辛かった(特に大伴昌司の酷いキャラクタ象で観るのをやめようかと思った)。

 しかし実はこのドラマの真骨頂は後半の、今まで類似の円谷プロ周辺を描いたドラマでは軽く触れられるくらいだった金城の沖縄帰還後の苦悩の描写だった。

 金城の実在する仕事部屋を撮影の舞台として描かれた後半。沖縄を描いた芝居の1シーンを脚本・演出家である金城が自ら演ずるシーン。沖縄海洋博で金城が脚本と撮影を担当したドキュメンタリー映画「かりゆしの島―沖縄」の1シーンを挿入して描かれる金城の生前最後の仕事の苦悩。沖縄と日本本土との狭間で擦り減っていく金城の姿がとても辛く響いてくる。

 脚本・演出を担当した中江裕司は、『ナビィの恋』(未見)等の映画監督で、京都出身/沖縄在住とのこと。沖縄での金城の仕事を丁寧に追った上で作られているのが良くわかる作品になっていた。

 この時代の金城哲夫を、沖縄出身の満島真之介が熱演していて、色々と迫ってくるものが多い印象的なドラマになっていた。

 『ウルトラマン』とか『ウルトラQ』『セブン』リマスターの4K映像がドラマの中で流されて、35mmフィルムと16mmフィルムの差がよく分かったり、といった映像的な楽しみもあったけれど、映像的な一番の収穫はラストシーン、4Kで見事に捉えられた東京の夜景と星空のシーン。見事な「光の国」の描写に感動、でした。

◆関連リンク
ウルトラマン・金城哲夫さん映画「かりゆしの島」 映像・脚本 初の同時公開 

"「ウルトラマン」シリーズの脚本を手掛けた故・金城哲夫さん(1938~76年)が生前最後に手掛けたドキュメンタリー映画「かりゆしの島―沖縄」の映像の一部と、哲夫さん直筆の同作品の脚本が、21~27日の正午から午後5時まで、南風原町立中央公民館で一般公開される。同作品は、沖縄国際海洋博覧会(75~76年)の沖縄館で上映された。作品の映像と脚本が同時に公開されるのは全国でも初めて。県内で映像が公開されるのは、海洋博以来とみられる。"

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