経済・政治・国際

2014.07.04

■情報 Session-22「沖縄戦とはどんな戦いだったのか?(探究モード)」


荻上チキ・SS22 沖縄戦とはどんな戦いだったのか? - YouTube
2014年06月24日(火)「沖縄戦とはどんな戦いだったのか?」(探究モード) - 荻上チキ・Session-22

 沖縄戦、不勉強にしてここまで凄絶な戦争だったことを知りませんでした。
 本土兵士の差別意識から日本軍に殺害された多くの住民、食糧の奪合いから殺しあう兵士、アメリカ軍の温情から住民に与えられた食糧を殺して奪う兵士…。

 そして最後に登場したNPO 沖縄国際平和研究所 大田昌秀理事長の実体験に基づく言葉が鮮烈だった。 これらの御話から、頭の中に広がったイメージは、台湾の抗日暴動・霧社事件を描いたウェイ・ダーション監督『セデック・バレ』を超える超絶なドラマである。

 今の日本ではあり得ないだろうが、これを日本で映画として記録し、この凄絶な現実を現代の人々に再生し体験させることがあるとしたら、ラストは人類に絶望した大田青年が、日本国憲法の条文を見て涙し回復のきっかけを得るシーンがふさわしいのかもしれない。

 68分のラジオPodcastで『セデック・バレ』に迫る疑似体験をした様な濃密な時間を過ごせたので、簡単ですが御紹介しました。

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2011.06.13

■村上春樹 カタルーニャ国際賞 受賞スピーチ「非現実的な夢想家として」ノーカット動画


YouTube - 村上春樹氏「原発批判」演説ノーカット1/4(2011/06/10)


村上春樹氏 演説ノーカット2/4


村上春樹氏 演説ノーカット3/4


村上春樹氏 演説ノーカット4/4

 東電原発事故後、こんな言葉を待っていたような素晴らしいスピーチです。
 胸に染みこんでくる言葉。

 オウムのサリン事件、阪神大震災を作品として扱ってきた村上春樹が今後、東電原発事故をどう表現するのか、興味深い。
 『1Q84』の青豆が暮らした、月が2つ浮かぶあの世界に神の火は存在しているのだろうか。

 今回、村上がどう現実と人々にアクセスして行くか、期待したいものです。

 以下、全文の書き起こしへのリンクと、僕が感銘を受けた部分の引用です。
 上のスピーチのムービーもですが、既に多くの人の眼に触れていると思いますが、もっとたくさんの人の眼に留ると良いと感じて、このように掲載してみました。

続きを読む "■村上春樹 カタルーニャ国際賞 受賞スピーチ「非現実的な夢想家として」ノーカット動画"

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2004.04.11

■衝撃の映像を放送せよ!

 ★銀河ブログさんより

  日本の放送局は、アルジゃジーラが放映した3人の日本人の拘束場面のうち重要な場面をカットして放送していた。(略) 3人の家族はこの隠された映像を、すべて公開するよう強く求めている。

 マスコミには期待してないですが、なんとこんな状況とは知りませんでした。
 いまや、インターネットでこのように日本人の目にも触れる機会はいっぱいあるわけなので、いまさらどうしてこういうものを隠蔽するのでしょうか。いつもの偽善的詭弁も今回は使えません、家族が望んでいるのですから。

 すでに戦争状況にあることを、そんなにも隠蔽したいのでしょうか、日本人の無意識は、、、。

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