旅行・地域

2020.03.09

■感想 NHK-BS4K「龍の巣 ミャオティン~世界最大の闇に挑む~」


Nスペ5min.「巨大地下空間 龍の巣に挑む」 2020年2月15日

"中国貴州省の巨大洞窟群に「龍の巣」と畏れられてきた場所がある。そこは、「世界最大の地底空間」。あまりの闇の深さから、地域に暮らすミャオ族からは「そこは、冥界。決して入ってはならない」とされてきた。今回、中国政府から撮影の許可を得て、総勢29名のチームを組んで、内部をくまなく調査。ミリ単位の精度の3Dレーザーで測量し、内部に照明を持ち込んで、闇を追い払うという前代未聞の挑戦を行った。そこに待ち受けていたのは、想像を絶する驚異の世界だった…。"

「龍の巣 ミャオティン~世界最大の闇に挑む~」BS-4K

“今回、2年にわたる交渉の末、中国政府から撮影の許可を得た。内部をくまなく調査、謎に包まれた「ミャオティン」の全貌と誕生の秘密を解き明かしていく。待ち受けていたのは、想像を絶する驚異の世界。NHKスペシャルでは語りきれなかった新撮映像を加えて、さらに大スケールで描いていく。“

 日本人にとって龍の巣とは、金田伊功が描いた空の壮大な光景wが思い浮かびますが、こっちは中国貴州省の苗庁(ミャオティン)という世界最大体積の地下洞窟の巨大な光景。

 「龍の巣 ミャオティン~世界最大の闇に挑む~」BS-4K 録画観。これは予想以上に凄かった。漆黒の闇、黄泉の空間を手探りで侵入していく冒頭から、中国一の照明チームによる東京ドーム8個分の巨大地下空間が白日に照らされるドローン映像。地質調査で明かされる龍の正体。そして更なる闇の世界。

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 素晴らしい映像を堪能させていただきました。NHKはニュース陣を全部リストラしてドキュメンタリーとドラマ専門チャンネルにして欲しい。あ、アニメももちろん残してw。

 ラスト、フランスの洞窟探検家がさらに広がる空間を発見。そこでプッツリと終わるのだけれど、続篇は間違いなく制作されますね。期待してます。

巨大地下空間「龍の巣」に挑む 360° VR 4K動画
  NHKスペシャルの中国ミャオティンの巨大地下空間「龍の巣」、NHKのサイトに360° VR 4K動画がありました。ウェブでもマウスでグリグリできます。
 あとでOculus Questでトリップしてきます(^^)。

◆関連リンク
NHKスペシャル「巨大地下空間 龍の巣に挑む」

 

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2017.12.11

■ミニレポ 中国東北部 瀋陽市

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 中国瀋陽市に週末、本業の出張で行ってきました。-10℃の北の大陸の街。中欧米折衷な800万人の大都市。

 天使がいますが、ベルリンではありませんw。 郊外には果てしなく続く高層マンション群。入居が始まってない新しい摩天楼の無人の街。

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 中国の底力を感じると共に、底冷えした大地に生えた不気味な都市生物のような幻影も感じました。恐るべしパワー漲る中国。

 ただFacebook もLINEもグーグル検索も出来ない、ネットの凍土も体験しましたw。

 2泊3日とんぼ返り、なか日仕事で後は移動、街を見たのは移動中と30分の散歩のみ。以下に街の様子です。ダウンタウンまで足を伸ばせばもっと興味深い写真を撮れたでしょうに残念です。

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◆究極ガラス劇場 盛京大劇場

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 一個、究極映像研的に外せないものを見かけたんですが、後で調べるとこういうものでした。

 盛京大劇場というガラス張りの300m程の巨大な劇場。車移動中で写真撮れなかったのが残念。

 ということで、右と以下は、ネットで検索した画像リンク。
 リンク先で詳細はご覧ください。

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Shengjing Grand Theatre
Shenyang theater glass - Google 検索

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 この劇場の外観、ガラス清掃の風景。なんとも凄い作業です。

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沈阳盛京大剧院官方网站
浪漫平安夜《天空之城》-久石让·宫崎骏动漫作品视听音乐会(租场演出)(1米以下儿童谢绝入场) 网上选位!!

 何とここで宮崎駿作品の上映?『天空の城 ラピュタ』の映画上映かと思ったら、久石譲らしき名前が先に書いてあり、クリスマスコンサートみたい。

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2016.05.31

■写真レポート 諏訪大社式年造営御柱大祭 と 茅野市の縄文をめぐる『暗黒神話』な旅

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信州諏訪 御柱祭 平成二十八丙申年「諏訪大社式年造営御柱大祭」
御柱祭 - Wikipedia

"御柱(おんばしら、みはしら)または御柱祭(-さい、-まつり)は、長野県諏訪地方で行われる祭である[1]。諏訪大社における最大の行事である。正式には「式年造営御柱大祭」といい、寅と申の年に行なわれる式年祭である[1]。"

諸星大二郎: 『暗黒神話』と古代史の旅 (別冊太陽 太陽の地図帖 27) 平凡社公式

"この御柱の由来には、神霊降臨の依代、聖地の標示、社殿建て替えの代用などさまざまな説がある。『古事記』では国譲りの際、タケミカヅチに追われることとなったタケミナカタが諏訪湖畔で降伏、この地から出ないことを約束し、その結界として、神社の四隅を仕切ったと伝える。"

 5月中旬に「諸星大二郎: 『暗黒神話』と古代史の旅」をガイドに、一度、見てみたかった御柱祭を長野県諏訪市で見てきた。今回は、御柱祭と諏訪市の隣、茅野市にある縄文の遺跡等を見学した『暗黒神話』を辿る簡単なレポートである。

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 詳細はWikipedia等を見て欲しいが、この御柱祭は平安時代から続く諏訪地方の壮大な祭である。諏訪大社の4つの社に、それぞれ4本づつの巨大な樅の大木を建てるのだけれど、それらは山から切り出した後、諏訪と茅野の市内を物凄い数の氏子の人々によって人力で運ばれ、そして最後にお宮の四隅にこれも人力で立てられて、各社に結界を張るものである。
 物凄い数というのは、各柱が15m程度ありこれを運ぶのにおおよそ50人ほどの人が3日間×3週の時間をかける。そしてそれが16本、つまり(仮に)50人×3日間×3週×16本=7200人日の工数がかかるわけである。諏訪地方の氏子の方々がおそらく総出でやっているのではないかという祭は、会場に行ってみると、多くの人がほとんど法被を着た氏子とその家族。僕らのような観光客はおそらくかなりマイナーな人数でないかと思えるほどである。(7200人日という人出は下衆な話だが、人件費換算したらおそらく4億円ほどはかかっているのではないだろうか)

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 そしてさらに凄いのは、地元のケーブルテレビでこの9日間、24時間中継が実施されていること。朝からに晩は各社と柱を引いている街からの生中継で、夜中はその録画番組。諏訪地方の大勢の方がそこに登場しているはずで、丁寧に捉えた映像は、おそらくその家族の人々のために24時間放送されていると思われる。
 人が多くて祭り本番の会場は、ほとんど肉眼で柱を見ることができないのだけど、この中継によって、僕も祭のコアの熱気に触れることができた。
 上の写真は、そのCATVの画面写真である。
 LCV御柱特設サイト こちらがCATV局 LCVの特設サイトである。

◆茅野の縄文

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 まずは諸星大二郎『暗黒神話』の冒頭の舞台となった茅野市尖石縄文考古館。主人公 山門武が謎の老人 竹内と会う場所である。
 ここには蛇体把手付土器他、多数の縄文時代の土器、土偶が展示されている。
 興味深かったのはもちろんその土器土偶の造形。特に館内のビデオで述べられていた土器の文様が文字のなかった縄文時代の何らかの形態による意志伝達の手段ではないか、という説。

 人々の心に浮かんだ物語等を精緻な文様で表したのではないか、という説が、日本各地の縄文遺跡から似たような文様が見つかっていることから紹介されるのだけれど、形象による記録というのが文字よりも絵に近いもので原初的に行われていたというのはとても器用み深い。
 その当時、言語は会話として用いられていたと思われるが、それをそのまま一文字づつに割り付けるのではなく、文様として表現し記録するというのは、どこか画像による現代のコミュニケーションを彷彿とさせて、究極映像研としては興味が尽きない。

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 そして茅野市尖石縄文考古館に隣接して、縦穴式住居が多数復元されている。
 五月の青空と緑、そして古代を忍ばせる茅葺の色。この空間は、気持ちをリラックスさせてくれる極上の場を形成している。ここで昼寝してみたい(^^)。

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 そしてこれも隣接する縄文土器が発掘された尖石遺跡。
 上の写真はその尖石で、「諸星大二郎: 『暗黒神話』と古代史の旅」の記述によると、この1mほどの石の小ささにがっかりしたが説明文の「地中に埋まっている部分の大きさは不明」という記述から、足元に何十mもの巨石が埋まっていることを想像し、展示品の蛇体把手付土器とそれが結びついて『暗黒神話』の構想につながった、とある。
 ここに立った諸星大二郎氏の想像に頭を巡らせ、ここでも4本の柱で結界を張られた石から、いろいろな想像を膨らませた。

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 こちらは諏訪大社下社春宮の近くにある、万治の石仏wikiはこちら
 岡本太郎が賞賛したことで有名になったらしいが、なんとも素晴らしい石仏の顔である。近くには太郎氏筆による「万治の大仏」銘が刻まれた石板も存在する。岡本太郎がこの地で何を思ったのかも知りたいところである。

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 さて次は、尖石の高地から茅野市内に降りて、神長守矢家祈祷殿
 建物はこの地に生まれ育った路上観察学会の藤森照信氏の建築家としてのスタートに設計された建物。で、中は動物供養の祭事「御頭祭」の復元展示等がある神事空間。建物の雰囲気はのちの藤森建築を象徴する落ち着いた土着的なもの。
 この裏手に、ミシャグジ社と呼ばれる原始諏訪信仰の聖地である祠がある。
 そしてさらに裏手には藤森照信氏の実家の土地に建てられた藤森建築の白眉「空飛ぶ泥舟」と「奇想の茶室 高過庵」が存在する。

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 藤森照信氏「空飛ぶ泥舟」。こちらはあいちトリエンナーレ で移設されて展示されていたのを一度観たことがあるのだけれど、縄文の地 茅野市のこうした空間で見ると、脈々と歴史的文脈につながっているような気がして、たいへんに趣がある。

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 そして藤森照信氏「奇想の茶室 高過庵」。
 もちろん僕も水木しげるの「鬼太郎の家」を想像としてしまうのだけれど、その脚の造形がまた素晴らしい。木の表面の皮を見事に継いで付け足されたウロコ状の模様がまるで「ハウルの動く城」のテクスチャに見える。縄文で宮崎駿にもその地下水脈ではつながっているのではないだろうか。

 ということで駆け足で諏訪湖近郊の縄文奇想物体の紹介でした。うちから2時間ほどのところなので、またさらにゆっくりとこの空間に浸りに来たいものです。

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2012.06.20

■情報 ヤノベケンジ『サン・チャイルド』ドローイング作品 光臨プロジェクト in 福島現代美術ビエンナーレ2012 サポーター募集

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Twitter / @yanobekenjiによる最近の画像
 ヤノベケンジ氏により、一枚づつ手描きで、違う絵柄で描かれたサン・チャイルドの絵が、現在、ツイッターで紹介されている。
 この絵は、当初プリントされるはずだったものが、全て手描きのドローイングに変更され、ヤノベ氏によって描かれている。そのリアルタイムドキュメントとして、毎日のようにヤノベ氏によってツイートされる絵が興味深い。

 僕は、冒頭にあるゴジラになったサン・チャイルドが、国会議事堂に放射能火炎を吹きかけている怒りに満ちた絵が、特に心に響いた。

 本来、希望の象徴であるはずのサンチャイルドの暗黒面。
 昨今の大飯原発再開を巡る日本の首相と政府の様子から、日本中の人々の暗い想いを背負った、こうした絶望的なサンチャイルドが生まれいでてしまったのだろう。
 ヤノベ氏のツイートと同じ気持で僕も叫ぶ。ンガッー!!!

ヤノベケンジ『サン・チャイルド』光臨プロジェクト in 福島現代美術ビエンナーレ2012 サポーター募集

"福島現代美術ビエンナーレ2012で、ヤノベケンジの巨大彫刻作品『サン・チャイルド』の展示を実現するためのサポーターを募集します。
■募集口数:限定200口 ■支援金額:1口1万円
■サポーター特典:
(1)ヤノベケンジ福島現代美術ビエンナーレ2012特製ドローイング作品 ※プリントから手描きのドローイングになりました。※ヤノベさんが200枚全部手描きします!
(2)『サン・チャイルドができるまで』展リーフレット(茨木市教育委員会、2012)
(3)ヤノベケンジ作品カタログ一冊(サイン入り)  ①『サン・チャイルド』カタログ(Akio Nagasawa Publishing、2012)  ②『ミュトス』展カタログ(入善町文化振興財団、2010)※品切れ品  ③『幻燈夜会』展カタログ(大原美術館、2010) ①~③のいずれか一冊希望のものをご提供します。"

 日本の暗黒面を何とかするためにも、希望の象徴サンチャイルドを福島に建立したいものです。

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2010.09.16

■iOS 4.1 HDR撮影 下呂 禅昌寺 & 緑の館

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アップル - iPhone - iOS 4ソフトウェアアップデート

"iPhone 4の新しいハイダイナミックレンジ(HDR)設定を使って、露出の異なる複数の画像を自動的に1枚に合成し、より幅広い光の表現を持った美しいHDR写真を撮ることができます"

 ということで、アップデートしたiPhoneを持って、日帰りミニ撮影旅行。

禅昌寺

"天下十刹に数えられている「禅昌寺」...国の天然記念物に指定されている 推定樹齢1200年余の大杉は圧巻だ"

 iOS 4.1では、写真を一度撮影すると、通常写真とHDRを両方保存する機能がある。そして右がiPhoneで撮ったHDR写真。
 一目でわかるのは、ダイナミックレンジが広がり、空の明るい部分の発色がしっかりと表現されるとともに、明るい部分の細かな表情がしっかり映し出されていること。

Flicker HDR写真
 僕しては本当は、このリンク先のようないわゆるHDR写真、エッジが効いたサイケな写真が撮れると期待したのだけれど、あくまでもAppleの設定は、より綺麗に普通に写真が撮れることをめざしている。
 iOS 4.1の設定でもっといろいろと弄れると面白いのだろうが、今はバカチョン優先でレベル設定できるようにはなっていない。今後のアップデートを期待したい。

◆樹齢1200年余の大杉

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 このHDR機能で撮った写真を紹介。禅昌寺の巨木。
 樹齢1200年、高さ45m、根元の周囲12m(禅昌寺のチラシより)。これは一見の価値あり。

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 特に根元の瘤が凄い。まるでゴジラかビオランテ。
 色合いがうまく出ているか、心配だが、実物の迫力は凄い。
 水木しげる翁なら、ここにどんな妖怪を見るのだろうか。

自家焙煎珈琲の店 緑の館

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 飛騨高山 留之助商店 店主のブログで紹介された SFXマン スタン・ウィンストンが愛したリングトースト・サンドイッチを食べるために下呂市萩原の緑の館へ寄った。(リンク先のスタン・ウィンストンへの中子真治氏の追悼文が泣けます)
 まず店内。
 しっとり落ち着いた茶のイメージで統一された店内には、古い掛け時計が無数に時を刻んでいる。
 そしてガラス棚に収納された骨董カメラ。特に僕はムービーカメラに興味津々。左の下がそのカメラなのだが、写真でよく見えるだろうか。

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 そして最後に目的のリングトースト・サンドイッチ(iOS4.1で右が #HDR 写真)。
 周りがカリカリに焼けていて、豚カツとのコンビネーションが香ばしく、とても美味しい。
 そしてカツサンドを食べ終わると、その下のリング状のパンに蜂蜜バターが塗られていて、そのままデザートに。
 美味しいパンを味わいながら、自ら出資して緑の館inハリウッドを作りたかったスタン・ウィンストンのSFX映像を思い浮かべたのでした。もしかしたら、この席に座っていたかも。

◆関連リンク
Video coming soon to a camera near you
 プロセッサの性能が上がるとこんなことができるんだ!HDR映画が観たい!
iOS 4.1のHDR撮影、通常画像と比較(WIRED VISION)
 こちらもおとなしめの映像ですね。もっとエッジのたった画像になるかと期待したのだけれど。

当Blog過去記事
HDR(High Dynamic Range)写真

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2007.08.16

■74年ぶり最高気温更新 40.9℃

Japan_record_temp_274年ぶり最高気温更新 40.9℃(asahi.com)

 究極映像研究所の所在地の隣町が日本最高記録を更新。

 そのニュースを聞いてすぐさま、こんな貴重な瞬間を見逃すのはもったいないと午後3時に街へ出た。そして検証したのが右の写真。

 車のメータに表示される外気温なので、いくぶんいつも高めに出ているのだけれど、それにしてもかつて観たことのない40℃越えの数字、43℃の究極映像。今後、この数字を見ることは僕が生きているうちではないかもしれない。(もっとも温暖化スピードはその想像を超えているかも)

 この暑さを孫子の代まで伝えようと(^^;)、直接それを体感できるプールへ直行。その屋外プールは、ギラギラ照りつける太陽で既に水ではなく温水状態。ぬるーい湯に漬かって泳いできました。そして浴びるとろけるような太陽光線。すべてのものが溶けて「生物都市」(!?)のようになりそうな気温を体感。

 &その街のプールで遊ぶ人々は、ブラジル系の方の率が異常に高く約9割。その暑さとまわりの人たちの雰囲気から、まさにそこは南国。うちから車で10分の南米を満喫したのでした。凄い夏だ。

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2006.05.08

■日本昭和村のなつかし写真

 G.W.に近所のテーマパーク(というか道の駅?)日本昭和村へ行ってきました。

 そこで見つけたお土産(と言っても買ってない、写真で土産にしただけ(^^;))をいくつか紹介。クリックすると拡大写真がご覧いただけます。しぱし郷愁でゴールデンウィーク明け1日目の仕事で疲れた気持ちを癒してください。

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 ホーロー看板のマグカップ、初めて見ました。こういうのが好きな人には、常識製品かもしれませんが、、、。あとマーブルチョコの広告は、僕ら世代にはめちゃくちゃ郷愁を誘います。これとセットで自動的に頭の中には、鉄腕アトムの主題歌が流れます。

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 この紙風船とヘリコプター(ここのは商品名「スターヘリコプター」)も子供時代のクオリアを直撃。妖怪けむりも夏の風物として欠かせません。

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 この右2点の駄菓子が、これまた我々世代の脳内に素晴らしいクオリアを生成してくれます(^^;)。フルーツマンボは懐かしさのあまり、買ってみましたが、素晴らしくまずい。でも、これをあきずに噛んでたんだよね、子供時代。いったい中味は何物だ??(実は若干記憶の中の味と違っていたので、昔の材料とは異なるかも。今じゃ禁止されているような合成○○料が使われていたのか?)

 ということで、ノスタルジーモードで帰ってきました。我々の世代ではこういうものが独特の幼児期、子供時代の雰囲気を想起させるアイテムになるのですが、後の世代ではこれに相当するものはどんなものになるのでしょうか。

 今の30代くらいの人には、ビックリマンチョコとかがそうしたクオリア生成アイテムなのでしょうか?今度、誰かに聞いてみようっと。

 クオリアの概念って、「本当に他人にも赤色は赤色として同じ質感で感じられているのか」という話がよく書かれていますが、それよりノスタルジーを誘うこうした駄菓子の持つ質感で説明された方が、実態として非常に理解できるような気がします。

◆関連リンク
まごころアートコレクション ホーロー看板アートマグ 6種セットホーロー看板マグカップ(楽天)
ホーロー看板美術館
地元のネタ! 駄菓子な世代
 フルーツマンボの詳細。これって、名古屋地区だけなのか!??

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2006.05.01

■ハイビジョンレポート 川合次郎兵衛塚1号墳

 HDR-HC1を持って、ご近所の世界遺産(?)を調査に行ってきましたので、ご報告。

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川合次郎兵衛塚1号墳
(公式HP)

 次郎兵衛塚1号墳は、出土した須恵器から古墳時代の終わりごろ、7世紀の初めに築かれたものと考えられます。すべて川原石で葺かれた墳丘は二段に築かれており、平坦なところにもこぶし大の石が敷かれていました。
 復元を終えてみると、古墳の頂上以外で目にするものは石ばかりで、その姿は見る人を威圧するかのようです。まわりを巡る濠も人を寄せつけません。

 実は我が家から車で5分のところに、こんな古代の遺跡がありました。引っ越してきたこともあって、不勉強で知りませんでした。子供が学校で見学に行って、近くにあるのを知りました。どうやら近くを流れる木曽川と飛騨川の自然の恩恵を受けて、けっこう古代には栄えていたらしいです。

 これは、一辺29.5mという巨大な石積みの古墳(方墳と言うらしい)ですが、言ってみれば日本のミニピラミッド。こんな雄大なものが近所にあってなんか感動。エジプトのピラミッドへは一度は生きてるうちに行ってみたいと思っていますが(きっと行けない)、こんな近くでまさかこのようなものが見えるとは。

 古墳って、前方後円墳とか、土の塊の小山というイメージが強くて、こういう石積みのものは知らなかったので、観てびっくり。石は木曽川から豊富にとれたものなのでしょうね。みんな丸っこい川原石でした。
 登ってみたかったのですが、残念ながら禁止でした。

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 土に埋もれていたようですが、もしかしてこれもミミズの仕業(^^;)。
 いや、冗談じゃなくて(^^;)、古代遺跡が土に埋もれているのは実はミミズが周りの土を数千年かけて掘り起こすのが原因、と栗本慎一郎の本で読んだことがあります。これ、遺跡が何故埋もれているか不思議だったので、目から鱗でした。
 小さいことの積み重ねなので破壊されることもなく、徐々に埋もれていくというところが時間のスケールを感じさせます。

◆関連リンク
ボロ具は懐古の薫り☆気儘に全般...etc.さんの記事によると、石積みは全国でも珍しいそうです。
古墳公園 日本各地の古墳の写真を掲載されています。これで見比べると、次郎兵衛塚、なかなか大物の風格。しかも美しい。
東海古墳★NAVi☆ 川合次郎兵衛塚1号墳

 岐阜県指定史跡 1辺30mの2段の方墳で、墳丘全面に貼られた川原石が復元されています。3基の横穴式石室を持ち、中央の主石室は全長15.5mの複室構造で県下でも最大級の規模です。

・2ch 「遺跡は、何故、地中に埋まっているのか? 」では、ミミズ説も書かれていますが、決定打にはなっていません。

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2004.04.13

■GHOST TOWN

WIRED 記事 女性ライダーによるチェルノブイリ「死の町」写真日記サイトが人気より。

 事故当時、父親がチェルノブイリで働いていたという女性の写真ルポ。
 直接は下記リンクをクリック。

GHOST TOWN

 ふるさとがゴーストタウンになっているというのは、胸に迫るものがあります。
 不謹慎ですが、廃墟写真とかのアートとしては、少し物足りないかも。事件の記録として眺めましょう。

 ヤノベケンジアトムスーツで訪れた黄色い観覧車も写っています
 

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2004.04.11

■梨の花パースペクティブ

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 気持ちのいい春の日なので、我が家からのスナップ写真。

 2Fのベランダから近所の梨畑を俯瞰した写真です。桜とまではいかないけれど、たいへん春らしい眺めです。
 なかなか写真でこの臨場感が出せてませんが、クリックして拡大すると、それなりの画像で見えます。

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